サイクリストのみなさん、アジリストと聞くと何を思い浮かべますでしょうか?
おそらく良いイメージとしては、
・軽い
・コスパが良い
そして悪いイメージは、
・パンクしやすい
といったところではないでしょうか?
いくら軽くても、パンクしやすいタイヤはいただけません。
そんな僕もアジリストでのパンク経験者です(╬▔皿▔)╯
アジリストの前は同じパナレーサーのRACE D EVO4を使用していましたが、そちらは2年以上使ってパンク0だったんですよね( •̀ ω •́ )✧
今回は、アジリストは本当にパンク祭りなのか?
僕なりに調べてみたので、本記事にまとめておきます。
- RACE D EVO4からアジリストへ!
- アジリストの軽い走り心地に感動!
- 走行中の大パンク!
- アジリストはパンクしやすいのか?
- RACE D EVO4と比較してみた!
- アジリストとグランプリ5000を比較
- アジリストパンク後、僕はどうしたか?
- まとめ
RACE D EVO4からアジリストへ!
僕はこれまで、趣味用ロードバイク、通勤用クロスバイクともにパナレーサーのタイヤを何代か使用してきました。
通勤用クロスバイクは、パナレーサーの「ツーキニスト」。これが全然パンクしないんですよ。
かなりラフな使い方をしていましたが、全くパンク知らずで走ってくれていました。
コスパも良く、通勤でパンクしたくない方にはオススメのタイヤです。
ツーキニストについては、こちらの記事で紹介しています↓
ロードバイクに関しては、もともとはパナレーサーのRACE D EVO4(クリンチャー)を使っていました。
そして、こちらも全くパンクしない!(((o(*゚▽゚*)o)))
もともとRACE D EVO4は、耐パンク性能を高めることをコンセプトに作っているタイヤなのですが、本当にパンクしなかった。
正確には測定していないのですが、大体8000㎞近くは走ったでしょうか。全然パンクせず。
そろそろタイヤの寿命かなというところで、アジリスト(クリンチャー)へ交換。
もともとraceDを使っていた経緯としては、購入当時はレースに出ることはあまり想定しておらず、趣味で時々ロングライドなど出来れば良いという考えでした。
そのため当時は、軽い走りよりもパンクしないことが第一だったのです。
しかし、少しですがレースにも出るようになって、「もっと速く走れるようになりたい」という欲が出てきてしまったんですね。
そこで、レースに出られる方にも評判のアジリストへ交換してみようとなったのです。
その時点でも、アジリストはパンクしやすいという噂は出回っていましたので、いささか不安はあったのですが、パナレーサーの公式ページに、こう書いてあったんですよ。
「圧倒的な転がりの軽さを保持しながら、高い耐パンク性能とグリップ力」
信頼を寄せているパナレーサーがそう言うんだから間違いないでしょう!♪(´▽`)
期待と不安が入り混じるなか、アジリストに交換しました。
アジリストの軽い走り心地に感動!
アジリストに交換後、初めて100㎞ほどのライドをしてみて、いつもより1~2㎞ほど平均速度が上がっていました!
もちろん、その時の風の状況などにも影響されますが、何度か走っているルートだったので驚きです。
漕ぎだしも軽いな~とは思っていましたが、これほどとは!
もともとタイヤはパナレーサー党の僕でしたが、ますます好きになりました(❁´◡`❁)
その後も快適に走っていた矢先、事件はおきました…
走行中の大パンク!
ある日、いつものように気持ちよく道路を走っていると、いきなりプシュー!という音とともにパンク!
何を踏んだのか分からなかったのですが、タイヤがかなり深くえぐれてしまっていました。
そのとき、クイックショットで応急処置をしようとして大失敗したのは別記事にまとめていますので、そちらをご参照下さい↓
これはショック!(;´д`)ゞ
なにしろこんなパンクの仕方初めてでしたから。
もちろんパンクは、そのときの運もあるのでどんなタイヤを履いていても、今回のケースではパンクしていたかもしれません。
しかし、こんなにがっつり穴が空くとは…
やっぱりアジリストはパンクしやすいのでは?そんな疑念が浮かんでしまいました。
アジリストはパンクしやすいのか?
僕は今のところまだこの一度の経験だけなので、なんとも言えません。
しかし、自転車つながりの方のインスタのストーリーを見ていると、アジリスト関連のパンクの悲報はよく見る気がします。
また、グーグル検索でアジリストを検索すると…
みんな「アジリスト パンク」って調べてるんですね(笑)
予測検索に出てきちゃいます。
ちなみにグランプリ5000も調べてみました。
こちらはパンクの文字は出てこず。
やっぱりアジリストは、グランプリ5000と比べてパンクが話題になっていることは確かです。
RACE D EVO4と比較してみた!
では、アジリストとRACE D EVO4はどのくらいの差があるのでしょうか?
アジリスト履き替え後も、スペアとして残していたので素人の僕なりに比較してみました。
まあ、本当はRACE D ではなくRACE Aと比較しないといけないんでしょうけど、RACE D しか持っていないので、そちらとの比較ということでスミマセン(;'∀')
上記しましたが大体の走行距離は以下のようになっています。
- RACE D EVO4:約8000㎞
- アジリスト:約1000㎞
アジリストは1/8くらいしか走っていない状態です。
それでは、まず走行面から見てみましょう。
左側のアジリストのほうは、走行距離が少ないので綺麗です。パンク箇所以外の走行面はあまりダメージを受けていません。
そして右側のRACE D EVO4!まだまだいけそうじゃない⁉耐久性高!
次は、中を覗いてみます。片手でカメラを構えて、片手でめくっているので少し見にくくてスミマセン。
まずはRACE D EVO4から。
耐パンクベルトがしっかりしており、全体的に硬くしっかりしている印象です。おそらくサイドカット対策で、側面にも耐パンクベルトが入っているんでしょう。片手では上手くめくれないほどでした。
次にアジリストをめくってみます。
あきらかにアジリストは柔らかいのが分かります。RACE Dと違って、ぺろ~んと、軽くめくれちゃいました。
当然ではありますが、耐パンクベルトもRACE Dより薄く作られています。
ただしカタログによると、アジリストには「TF Super Belt」という柔軟な耐パンクベルトが使われており、これが走りのしなやかさに繋がっているようです。
このあたりは、コンセプトも違うのでしょうがないところですが、結構な違いがありますね。
ちなみに重量のカタログ値を比較すると、
- アジリスト25c:200g
- RACE D EVO4 25c:250g
となっており、こちらはアジリストが優秀。2本分ではアジリストの方が100g軽くなります。
さらに、転がり抵抗もEVO4より-12%とのことです。
この軽量化&転がり抵抗の改善が、アジリストで評判の「軽さ」に繋がっているんでしょう。
アジリストとグランプリ5000を比較
僕はグランプリ5000をまだ試していないので、カタログ値のみでの比較となります。
重さ
アジリストとグランプリ5000の重量をカタログ値で比較してみると
- アジリスト(無印)25c:200g
- グランプリ5000 25c:225g
タイヤ2本分では、アジリストのほうが50g軽くなっています。
価格
価格的には、2025年1月現在のAmazon価格で
- アジリスト(無印):5520円
- グランプリ5000:7480円
タイヤ2本で約4000円の価格差があります。
まとめると、「アジリストの方が安くて軽い、しかしパンクしやすい!」という感じになるでしょうか。
ロードバイクのタイヤは、「軽くて転がり抵抗が少なくパンクしにくい」のが最強です。
しかし、それを満たすタイヤは当然価格が高くなります。
アジリストパンク後、僕はどうしたか?
まずは、前後ともまだ使えそうなRACE D に戻しました。
その後、アジリストをリピート購入しました!
やっぱり、この価格でこの軽さは捨てがたいんですよね~(≧∇≦)ノ
インスタでも、アジリスト使っている皆さんの様子を見ていると、パンク後も引き続きアジリスト買い直している方が多いんですよ。
やっぱり、それだけコスパの良い商品だからではないでしょうか。
ちなみに、僕のインスタで自転車関係のフォロワーさんたちに、「アジリストはパンクしやすいと思うか?」とアンケートを取ってみたところ…
思ったほどパンク祭りでも無いっぽい!( •̀ ω •́ )✧
パンクしやすいと感じている方は、3割程度でした。
価格と性能から考えたら、アジリストの耐パンク性能は、普通くらいなのかもしれません。
またパンクが怖い方で、レースなどよりロングライドがメインという方には、耐パンク性能を高めた「アジリストデューロ」を選ぶというのもアリ。
また、後輪のみデューロにしている方も見かけたので、そういった使い方もいいなと思いました。
まとめ
アジリストは、パンクが気になるタイヤであることは確かかと思います。
しかし、それを上回るコスパの良い性能があると僕は思っています。
グランプリ5000を買いたいけど、もう少し価格を抑えて良いタイヤを求めている方などにはオススメのタイヤではないでしょうか(≧∇≦)ノ
ただし、パンク修理セットは必ず持ち歩くようにしましょう!
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