股関節と脳機能には大きな関わりがあると言われています。 その指標となるのが「歩幅」です。 歩幅は体のバランスや安定性にも関連しており、様々な場面に合わせてコントロールされています。 例えば、平らな大きい道路では広い歩幅で歩けたり、デコボコ道や整備されていない道路では転ばないよう歩幅が狭くなったり、雪道や濡れている道路では滑らないよう歩幅が狭くなったりします。 また、高齢者の場合は歩く際に安定性を確保しようと、歩幅を広げずに狭めて歩く傾向があります。 これは、無意識のうちに転倒やバランスを崩すリスクを減らしているためです。 しかし、日常的に歩幅が狭くなると、歩くスピードが落ちるだけではなく脳機能…