富海駅
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富海駅 | |
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駅舎(2024年3月) | |
とのみ Tonomi | |
◄戸田 (8.5 km) (7.2 km) 防府► | |
所在地 | 山口県防府市大字富海1990 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 434.2 km(神戸起点) |
電報略号 | トノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
153人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)3月17日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機有) |
富海駅(とのみえき)は、山口県防府市大字富海にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。難読駅名として知られている。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)3月17日:山陽鉄道徳山駅 - 三田尻駅(現・防府駅)間延伸時に開設[1]。一般駅[1]。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道の国有化により、官営鉄道の駅となる[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。山陽本線所属となる。
- 1962年(昭和37年)9月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2023年(令和5年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線(間にホームの無い中線あり)を有する地上駅で、無人駅。新山口方面行1番ホーム側に駅舎があり、徳山方面行3番ホームへは跨線橋で連絡している。中線は新山口方で下り線のみ、徳山方で上り線のみ接続されており、列車の出入りは不可。 便所は駅舎に隣接して設置されている。
郵便ポスト(日本郵便防府郵便局)・自動販売機が設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■山陽本線 | 下り | 防府・新山口・下関方面 |
3 | 上り | 徳山・岩国方面 |
- ホームには上記ののりば番号標は存在しないが、駅舎内の構内案内図でこの番号が使われている。また、列車運転指令上での番線番号(中線が2番線)でもある。
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は以下の通り[4]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 406 |
2000 | 385 |
2001 | 366 |
2002 | 368 |
2003 | 339 |
2004 | 336 |
2005 | 310 |
2006 | 298 |
2007 | 278 |
2008 | 262 |
2009 | 249 |
2010 | 249 |
2011 | 248 |
2012 | 225 |
2013 | 228 |
2014 | 222 |
2015 | 230 |
2016 | 212 |
2017 | 193 |
2018 | 193 |
2019 | 188 |
2020 | 166 |
2021 | 152 |
2022 | 153 |
駅周辺
[編集]富海地区(旧・富海村)の中心部に位置する。富海は三方を山に、南を海に囲まれた地域で、防府市中心部からは山を隔てた位置にある。富海海水浴場は南沙織や森高千里の歌唱で知られる「17才」(作詞:有馬三恵子)の歌詞に登場する『誰もいない海』のモデルになった場所といわれている[5]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、233頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『在来線(山口エリア)および山陽新幹線でのICカードサービス拡大 〜2023年4月1日(土)スタート!〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年12月21日。オリジナルの2022年12月21日時点におけるアーカイブ 。2022年12月21日閲覧。
- ^ 『2023年春 山口県内のICOCAエリアを拡大します! 〜ICOCAが山陽線徳山〜下関駅間で利用可能になります〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年2月9日。オリジナルの2022年2月9日時点におけるアーカイブ 。2022年2月12日閲覧。
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
- ^ “「17才」ゆかりの地で海開き 防府”. 読売新聞. (2019年7月7日) 2019年7月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 富海駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道