F-04E
キャリア | NTTドコモ |
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製造 | 富士通 |
発売日 | 2012年11月28日 |
概要 | |
OS | Android 4.0.4 → 4.2.2 |
CPU | NVIDIA Tegra 3 AP33 1.5GHz(クアッドコア) |
音声通信方式 | 3G:FOMA(W-CDMA) 2G:GSM |
データ通信方式 | 3.9G:Xi 3G:FOMA(HSDPA・HSUPA) 2G:GSM 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) |
形状 | ストレート型 |
サイズ | 129 × 65 × 10.8 mm |
質量 | 約152 g |
連続通話時間 | 約520分(音声電話時・3G) 約720分(音声電話時・GSM) |
連続待受時間 | 約650時間(静止時・3G) 約300時間(静止時・LTE) 約460時間(静止時・GSM) |
充電時間 | 約210分(ACアダプタ03単独使用時) 約250分(ACアダプタ03・卓上ホルダ併用時) 約220分(DCアダプタ03使用時) |
内部メモリ | RAM:2GB ROM:64GB |
外部メモリ | microSD (最大2GB) microSDHC (最大32GB) microSDXC (最大64GB) |
日本語入力 | ATOK 手書き入力対応 |
FeliCa | FeliCa/NFC(決済非対応) |
赤外線通信機能 | あり(IrSimple) |
Bluetooth | 4.0[1] |
放送受信機能 | ワンセグ/モバキャス対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | HD (1280×720ドット) |
サイズ | 約4.7インチ |
表示色数 | 約1677万色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約1310万画素裏面照射型CMOS Exmor R for mobile |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約125万画素CMOS |
カラーバリエーション | |
White | |
Magenta | |
Black | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
docomo with series ARROWS V F-04E(ドコモ ウィズ シリーズ アローズ ブイ/ヴィ[2] エフゼロヨンイー)は、富士通によって開発された、NTTドコモの第3.9世代移動通信システム(Xi)と第3世代移動通信システム(FOMA)のデュアルモード端末である。docomo with seriesのひとつ。
概要
[編集]withではあるがデザインはARROWS X LTE F-05D、機能とスペックはARROWS X F-10D(いずれもNEXT)のそれぞれの特徴を受け継いだ機種で、2GBの大容量メモリとARROWSシリーズでは最大となる64GBの大容量ストレージを搭載したモデルである。本機は「ARROWS V」シリーズの1作目となっており、「X」(F-05D→F-10D)の後継機種は兄弟機種であるF-02Eとなる。「V」には「Visual」の意味が込められており[3]、かつて東芝が主導してT-02D(NEXT)まで展開していた「REGZA Phone」シリーズの面影を残している。
F-10Dに引き続きクアッドコアCPU「NVIDIA Tegra 3」を搭載し、T-02Dに引き続きではあるがARROWSシリーズ単独の機種としては兄弟機種のARROWS Kiss F-03Eと同時に初めてNOTTVに対応し、新たにNFCに対応している。ただし、F-02E・F-03Eと同じくNFCを使った決済サービスには非対応である。バッテリー容量は2420mAh。
その他、ユーザーの年齢に合わせた自動配色補正機能「あわせるビュー」、端末を握る手や指が画面の端にかかっても誤作動しない「うっかりタッチサポート」、画面上で指がどう触れているかを検知し、意図した場所にしっかりタッチできる「おまかせタッチ」、スワイプ操作により表示されている画面を保存、その上から手書きでメモやマーカーを付けられる「キャプメモ」を新たに搭載している。
ちなみに、F-02EのTegra 3は本機とF-10Dの1.5GHzから1.7GHzにクロックアップしAndroidも4.1を搭載するが、ストレージは本機の半分の32GBとなる[4]。
なお、F-02E・T-02D・F-05Dと同様おくだけ充電には対応していない。
2012年冬モデルから新機種のリリースタイミングが変更された影響で、わずか半年ほどで生産終了となった。奇しくもT-02Dも同時期に生産が終了している。
キャッチコピーは、「エンタメもサクサク快適! クアッドコア & 大容量メモリ搭載のハイスペック」。
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搭載アプリ
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主な機能
[編集]主な対応サービス | |||
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タッチパネル/加速度センサー | Xi[5]/FOMAハイスピード[6] | Bluetooth | DCMX/おサイフケータイ/NFC/かざしてリンク/赤外線/トルカ |
ワンセグ[7]/モバキャス[8] | メロディコール | テザリング | WiFi IEEE802.11a/b/g/n |
GPS | ドコモメール/電話帳バックアップ | デコメール/デコメ絵文字/ |
iチャネル |
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新 | デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(MP3他) | GSM/3Gローミング(WORLD WING) | フルブラウザ/ |
Google Play/dメニュー/dマーケット | Gmail/Google Talk/YouTube/Picasa | バーコードリーダ/名刺リーダ | ドコモ地図ナビ/Google Maps/ストリートビュー |
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歴史
[編集]- 2012年10月11日 - NTTドコモより発表。
- 2012年11月21日 - 事前予約開始。
- 2012年11月28日 - 発売開始[9]。
- 2013年3月 - 生産終了。ドコモのラインナップから削除される。
- 2013年5月8日 - Android 4.2バージョンアップ対象機種に選定される[10]。
- 2013年11月28日 - Android 4.2へバージョンアップ開始。
アップデート・不具合など
[編集]- 充電器を携帯電話(本体)に直接接続し充電すると、充電中に停止し満充電とならない不具合を修正する。
- カメラアプリ起動後ズーム操作を行うと、カメラアプリが強制終了する不具合を修正する。
- ビルド番号がV10R27EからV11R29Dになる。
- Videoストアのコンテンツを再生中、まれにエラーメッセージが表示される不具合を修正する。
- ビルド番号がV11R29DからV13R30Cになる。
- Gガイド番組表より録画予約すると、予約した番組名が正しく表示されない不具合を修正する。
- ビルド番号がV13R30CからV14R31Cになる。
- 音楽再生中にボリューム変更やイヤホン抜き差しを繰り返すと、携帯電話(本体)が再起動する不具合を修正する。
- ビルド番号がV14R31CからV15R32Dになる。
- 本機特有の主な変更点
- ロック画面からカメラ[14]やウィジェットが起動できるようになる。
- アプリ履歴を一括削除できるようになる。
- ランチャーでPalette UIを設定時、アプリなどのアイコンが大きくなる。
- ランチャーでNX! ホームを設定時、フォルダ内のアプリが最大9個まで表示され、アイコンがカスタマイズできるようになる。
- Android標準ブラウザから辞書が引けるようになる。
- 文字入力キーボードの高さと幅、背景変更ができるようになる。
- Android 4.2における共通の変更点
- Android OS全体で、表示速度とタッチ反応が向上。
- Google Nowへの対応。
- ステータスバーから次のアクションが可能に。
- ロックスクリーンウィジェットへの対応。
- スクリーンセーバー「DayDream」の追加。
- ドコモ共通の変更点
- データ保管BOXへ対応。
- NOTTVの番組録画や予約録画が可能に。
- 不具合修正
- Xiエリアにて、GPSの測位に時間がかかる場合がある。
- ビルド番号がV10R27E、V11R29D、V13R30C、V14R31C、V15R32D、V16R33DからV09R40Bになる。
- ワンセグ視聴中、まれに携帯電話(本体)が再起動する場合がある不具合を修正する。
- まれにWi-Fi機能がONにできない場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号がAndroidバージョン4.0.4の場合、V10R27E、V11R29D、V13R30C、V14R31C、V15R32DからV16R33Dに、Androidバージョン4.2.2の場合、V08R39AからV09R40Bなる。
- ※以下のアップデートは、2013年11月28日より提供しているOSバージョンアップを実施された携帯電話がソフトウェア更新の対象となるため、事前にOSバージョンアップの実施が必要となる。
- 2014年2月18日のアップデート[11]
- カメラアプリまたはギャラリーアプリを起動すると、まれにアプリが強制終了する場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号がV08R39A、V09R40BからV10R41Aとなる。
- カメラアプリで撮影した画像に位置情報が付与されない場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号がV08R39A、V09R40B、V10R41AからV11R43Bになる。
脚注
[編集]- ^ 対応プロファイル:HFP、HSP、DUN、OPP、SPP、HID、A2DP、AVRCP、PBAP、HDP、PASP、ANP、TIP、PXP、FMP
- ^ 「V」の読みは、富士通では「ブイ」、ドコモでは「ヴィ」。
- ^ 高性能でサクサク動く ほぼ全部入り「ARROWS V F-04E」を試す(前編) (1/2) - ITmedia Mobile
- ^ これまでもARROWS XとREGZA Phoneの間では棲み分けが図られていた(F-05DとT-01D:Xiと指紋センサー、F-10DとT-02D:おくだけ充電とNOTTV)。
- ^ 受信時:100Mbps/送信時:37.5Mbps
- ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
- ^ 連続視聴時間:約310分
- ^ 連続視聴時間:約200分
- ^ 報道発表資料 : 2012冬モデルの2機種を発売-「docomo with series ARROWS V F-04E」「docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-02E」- | お知らせ | NTTドコモ
- ^ ドコモからのお知らせ : Android(TM)4.1、Android(TM)4.2へのバージョンアップ予定製品について | お知らせ | NTTドコモ
- ^ a b c d e f g h ARROWS V F-04Eの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
- ^ ARROWS V F-04Eの製品アップデート情報(2013年11月28日) | お客様サポート | NTTドコモ
- ^ ARROWS V F-04E Android 4.2.2 OSバージョンアップトップ - FMWORLD.NET(個人) : 富士通
- ^ OSバージョンアップ後、「本体設定」→「セキュリティ」→「左にスライドでカメラ起動」を有効にする必要がある。
関連項目
[編集]- 富士通
- Android
- ARROWS
- REGZA Phone
- ARROWS X LTE F-05D
- ARROWS X F-10D
- ARROWS Kiss F-03E - 事実上の兄弟機種。
- ARROWS X F-02E - 事実上の兄弟機種。
- ARROWS A SoftBank 201F - ソフトバンクモバイル向けの事実上の兄弟機種。こちらはSoftBank 4G(AXGP方式)サービスに対応している。ストレージ容量は半分の32GBでCPUはAPQ8064となっている。また形も多少違うが、OSは「Android 4.1」を採用し、NFCの決済機能も備えている。製造は富士通モバイルが担当。
- Disney Mobile on docomo F-07E - 本機種がベースとなっている機種だが、CPUがTegra 3ではなくQualcomm Snapdragon 600に変更されるなど仕様が大きく異なる。バッテリーの取り外しは不可で預かり修理となる。
- EXILE - イメージキャラクター。本製品のテレビCMは、「FourHuman」篇と「Talk」篇の2種類を放映。「FourHuman」篇にはTAKAHIRO・KENCHI・KEIJI・TETSUYAが、「Talk」篇にはHIRO・MAKIDAI・KEIJI・NAOTO・NAOKIがそれぞれ出演している。
- BOW & ARROWS - 本機種のCMソング。
- 東芝