初めて買った思い出の一冊なんですよね。馨(薫)の自分を貫く強さ、何事にも動じず冷静に対処しようとする姿勢と、常に回っている頭は 今でも憧れます。
自分と同等だと感じるからこそ、惹かれる、構いたくなる というのが、久しぶりに読み返しても面
白かったです。
さすが作者様!
挿絵の髪の美しさも、顔の造形もとても好みです。絵のたった一つの難点といえば、カラーで出ている帝王が馨を後ろから抱きしめながらヤンヤンしている所。馨の肌色が死人の肌色に見える事が、読んでいた当時も 今も見えてしまう事ですかね。
もう一度読めた事に感謝です。
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