絵柄のクセが強いので最初は抵抗あるのですが、線画が丁寧なので読んでるうちに好きになる。なりました。内容も凝ってて面白い。人間対魔族という対立構造の世界で、ヒロインの立ち位置が人間から魔族になるという設定。結局のところ、弱者はどこにいても大変
というベースもありつつ、これは対立構造の愚かしさも教えてくれます。ダークヒロインの名にふさわしい憂いを帯びた思慮深いヒロインで好感度高し。魔族の王様もヒロインに好意的(?)でありながら、元人間のヒロインには理解できない行動も多くて、異種間ゆえの軋轢も良い。原作者さんが大変理性的に書かれてるのがわかるのも良かった。
もっとみる▼