表題作に、ちょっと長めの作品が1つ、短編が2作です
オススメはやっぱり表題作ですねマメだけどちょっと不器用なリーマンの笠原×大人しくて臆病な高校生の陽向の、ちょっとずつ二人の距離が近づいていく感じが楽しめるストーリーです表紙の絵もだん
だんと変化ていくのがいい
前半は陽向の視点で、しつこくアプローチしてくる笠原をことごとく跳ね退け、後半は笠原視点になり陽向を好きになった理由と、くっついた二人のその後ですね。私は最初読んだ時はサラッと読み終わってしまったのですが、2回目に読んだらなんかこの静かな空気感に不思議とはまり込んでしまい、キュンキュンしまくってしまいました男同士という事に戸惑う陽向の痛い程の若い葛藤が、時に可愛らしかったりイラっときたり… Hよりも感情の流れを重視したい方にお勧めなストーリーです
8〜11話は、一回り年上の上月課長×課長が大好きな年下の営業の坂下。サンプルの一番最後の絵の二人ですね。 表題作と流れがちょっと似てるかな、若い部下に告白されて信じていいものか戸惑う上司。
表題作もですが、季節が上手く話と絡んでいるので、静かに流れるようなストーリーに読んでてとても心地好い気分になるんです
12話 大学生同士のカップルが、マンネリHからいきなり大ゲンカにちょっとギャグありですね
13、14話 兄弟同士。兄のわざとらしい夢遊病に振り回される弟の苦悩のストーリーああッ!もうドーンといっちゃえよってきっと皆さんヤキモキすると思います(笑)
どのストーリーも楽しめますが、私は表題作が一番好きですね
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