愛知県の伊勢湾岸道で白い車が3車線を跨いで走行中の車に迫る危険な運転が撮影され、千葉市ではバイクがノールックで車の前に飛び出す様子が記録された。大阪府岸和田市では車が信号待ちを避けるように歩道を50m走行。各地で危険運転が相次いでいる。

“生きた心地しなかった”幅寄せであわや事故

愛知県の伊勢湾岸自動車道の合流地点で1月26日午前6時半頃に撮影されたのは、白い車が3車線を跨ぎ迫ってくる瞬間だ。

衝突寸前まで迫った白い車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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なんとか衝突は避けられたものの、その距離わずか数十cmでギリギリだ。

撮影者は、「本当に本当に生きた心地しなかった。自分の目でしっかり確認して車線変更するなり、運転してほしいです」と恐怖を語っている。

後方未確認で飛び出すバイク

千葉市でも7日午後8時頃、危険な車がカメラに捉えられていた。当時、撮影者は信号が青に変わったため、車を発進させたところだった。

撮影者の目の前に強引に出てきたバイク(視聴者提供)

その時、左から飛び出してきたのはバイクだ。バイクはしれーっと撮影者の車の目の前を横切り右折へ。

撮影者は、「イラッとしましたし、『危ないと思わないのかな』と…」と飽きれ気味に話す。

背後から近づいてきていたバイク(視聴者提供)

撮影者の車の後方カメラには、すり抜けていくバイクが記録されていた。そしてバイクは後ろを確認することなく、ノールックで車の目の前に飛び出していたのだ。

その後、バイクは交差点を右に曲がっていったという。

信号避けるため?堂々と歩道走行する違反車

大阪府岸和田市では2024年12月午後5時過ぎ、堂々と歩道を駆け抜ける車が撮影されていた。撮影者は、「免許を剥奪しない限り、何回でもやるでしょう」とコメント。

撮影者によると歩道走行する車は一度車道に出ようとしていたという。「最初は(車道に)前進して、私の後ろにつくのかなと思ったんですけど、バックして歩道側に車を向けて走り抜けていった」と話している。

歩道を走っている黒い車(視聴者提供)

車は信号待ちが嫌だったのか、それとも何か急ぎの用事でもあっただろうか。

歩道を50mほど走り、交差点に出ると、左に曲がり消えていったという。
(「イット!」 2月19日放送より)

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