東急/「代々木公園 BE STAGE」ハワイアンレストランなど8店舗オープン
2025年03月14日 14:59 / 店舗
東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーの4社からなる「代々木公園STAGES」は、東京都が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用した「代々木公園Park-PFI計画」において、公募対象公園施設の名称を「代々木公園 BE STAGE(ビー ステージ)」に決定した。
公園施設の一部は2月20日から供用開始しており、「代々木公園 BE STAGE」および施設内の店舗は3月15日以降順次開業する。
施設内には、子どもからシニア世代までが、学び、スポーツ、食を通じて、交流しながら楽しむ機能を持った店舗など、全8店舗が出店する。
1階にハワイ・ワイキキで20年続く人気のレストラン「Tiki’s Grill & Bar(ティキズグリルアンドバー)」が日本に初上陸。約160席の大型ダイニングとして、ハワイを代表する飲食メニューに加え、日本オリジナルメニューを多数そろう。
また、ドッグフレンドリーなレストランとして店内にて犬と一緒に食事を楽しめるドッグメニューや幅広いドッグサービスを提供する。
隣接する「NORTH SHORE CAFE(ノースショア カフェ)」では、公園にテイクアウトできるマラサダ、アイスクリーム、ドリンクを販売する。屋上には、バーベキュー広場(2025年6月開業予定)を設置予定だ。
ニューバランスジャパンは、2階にRun Hubとなる店舗をオープン。ランニングカテゴリーのプロダクトを取り扱う。
そのほか、定期的にイベントを開催。カフェを併設しランナーたちのコミュニケーションの場づくりを目指す。
同フロアには、渋谷区の産官学民連携組織である渋谷未来デザインが、ダンスやストリートスポーツを通じた多様な交流と創造の場となるスタジオを開設する。公園や街におけるスポーツの可能性を拡張する。
3階では、「究極のエンターテインメント SPORTS で人々を笑顔にする」をミッションに掲げるセガサミーグループのMPandC(エムピーアンドシー)が、「まなぶ」をテーマに、一流の指導者による体操・空手・チアなどのスクールや、グローバル教育を展開するLifelong Kindergartenと共同で英語での探求・体験学習などを提供する。
さらに「たのしむ」をテーマに、ランニングステーション・ボディーメンテナンス・人気フィットネスインストラクターによるカフェ、子ども向けエクササイズレッスンなどのサービスを行う。
なお、代々木公園 BE STAGEの運営は、東急モールズデベロップメントが担当する。
同社は、2022年12月から2024年3月までテナントリーシング業務の一部を、2024年8月から2025年1月まで開業前準備業務を受託。2025年2月からは運営業務を受託している。
■代々木公園 BE STAGE(ビー ステージ)※公園の名称ではなく公募対象公園施設の名称
所在地:東京都渋谷区神南1-1-1
構造・階数:鉄骨造(一部RC造)地下1階・地上3階建
延床面積:約2430m2
建物用途:店舗、スポーツ施設、体験学習施設
設計会社:東急設計コンサルタント
施工会社:東急建設
スケジュール:2024年1月15日 新築工事着手
2025年2月20日 特定公園施設の一部供用開始
2025年3月15日以降 公募対象公園施設順次開業
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