We are
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/11 21:15 UTC 版)
『We are』 | ||||
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オフコース の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
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ジャンル | ||||
レーベル | EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI | |||
プロデュース | オフコース | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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オフコース アルバム 年表 | ||||
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『We are』収録のシングル | ||||
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『We are』(ウィー・アー)は、1980年11月21日に発売されたオフコース通算8作目のオリジナルアルバム。
解説
8月から始まったアルバム制作は、9月末にすべての録音を終え、アメリカでミックスダウンを行った。ミキサーとして依頼したビル・シュネーは、TOTO、ボズ・スキャッグス、スティーリー・ダンなど多くのミュージシャンのプロデュースやミキシングを手掛けたエンジニアだった。きっかけは、小田がツアー中のある地方でパチンコをしたときにパチンコ玉と交換したレコードがボズ・スキャッグスの『ミドル・マン』で、良い音なのでジャケットを見たらエンジニアとしてクレジットされていたのがビル・シュネーだった。早速、小田が連絡をとったところ、他にも候補を立てた中でビルが最初に返事をしたからだという。
ビル・シュネーの仕事振りには驚かされることが多く、その音楽的センス、手際のよさ、大胆さ。微妙な感覚に多くを学び、『We are』は満足の出来となった。このアルバムについて武藤敏史は「ミキサーというのは、最終的に音楽をまとめる、いわばコンダクターでしょう。今まではどちらかというと、電機家とかエンジニアだった。彼らが、もっとこういう風にしたいなと思っても、いつも電機との闘いで、エンジニアはもうひとつ彼らの思うように表現できていなかった。それをはじめて可能にしたのがビル・シュネーだったんだよね。彼もまたアーティストだったから。彼らの思うように表現してくれる人だった。だから彼らも満足しているんじゃないかな」と語っていた。
5人のオフコースなのだから、権利も責任も5等分にすると小田は考えた。それを明確に示すため、ジャケットの表にはローマ字のタイプで5人の名前が並べられた[注釈 1]。裏側も5人の写真が、同じ大きさで並べられた。
A-3「おまえもひとり」のギターソロは歌の裏およびエンディングが鈴木、間奏が松尾の演奏。コンサートでも同じ振り分けで、鈴木は複雑なフレーズを正面を向いて歌いながら弾いている。
A-5「いくつもの星の下で」は、なかなか曲が出来なかったときにやっと作り上げたものの、自分でも判断がつかず、スタジオで初めて音を出したとき、メンバーの一人に「イイ曲だよこれ!」と言われてホッとしたことを覚えていると、鈴木が後に『BeSide』[注釈 2]のセルフライナーで書いている。
B-2「せつなくて」はクレジット上は大間と松尾の作品だが、松尾によれば実際には、特にサビの部分は小田に相当手伝ってもらったという。詞の内容は、松尾の過去の恋愛事情がモデルになっており、Aメロにある「君の好きな街」とは代々木のことである。大間はこうした背景を情報共有した上で松尾と共同作詞したという。[1]この曲は後に松尾がシングル「せつなくて」[注釈 3]にてセルフ・カヴァーしているが、そこでは小田がオフコース解散後初となる元メンバーとのコラボレーションとして、ピアノ&ピアノ編曲で参加している。
B-3「Yes-No」はシングルではイントロに収録されていた富樫要のフリューゲルホーンが省略され、後半部に大間によるカウベルが加えられている。
B-4「私の願い」は小田のプロデュースで鈴木雅之によってカヴァーされ、アルバム『Dear Tears』[注釈 4]に収録、後にシングルカットされた[注釈 5]。2005年の小田のコンサートツアーに先立ち、ピアノ弾き語りで歌って欲しい曲のアンケートを取ったところ、最もリクエストの多かった曲。
B-5「きかせて」はコンサート・ツアー“We are”でも本編の最後を締める曲として使われ、曲の後半ではニューヨークの夜景の映像が使われた。大間によればこの曲のドラムは「自分でもよくぞここまでと思う」というほど一切の無駄を省いた究極のドラミングだという。
収録曲
全編曲: オフコース。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「時に愛は」 | 小田和正 | 小田和正 | |
2. | 「僕等の時代」 | 小田和正 | 小田和正 | |
3. | 「おまえもひとり」 | 鈴木康博 · 清水仁 | 鈴木康博 | |
4. | 「あなたより大切なこと」 | 小田和正 | 小田和正 | |
5. | 「いくつもの星の下で」 | 鈴木康博 | 鈴木康博 |
全編曲: オフコース。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「一億の夜を越えて」 | 安部光俊 | 鈴木康博 | |
2. | 「せつなくて」 | 大間仁世 · 松尾一彦 | 松尾一彦 | |
3. | 「Yes-No」 | 小田和正 | 小田和正 | |
4. | 「私の願い」 | 小田和正 | 小田和正 | |
5. | 「きかせて」 | 小田和正 | 小田和正 |
クレジット
Produced by OFF COURSE | |
Arranged by OFF COURSE | |
Keyboards KAZUMASA ODA | |
Guitars YASUHIRO SUZUKI | |
Electric Bass HITOSHI SHIMIZU | |
Guitars & Harmonica KAZUHIKO MATSUO | |
Drums & Percussion HITOSE “Jiro” OMA | |
Strings TAMANO Strings Section | |
Saxophone GARY HERBIG | |
Steelguitar DOUG LIVINGSTON | |
Exectuive Producer TOSHIFUMI MUTOH (Assistant MASAHIKO INA) | |
Recording Engineer SHIROH KIMURA (Sept-1) | |
Mixing Engineer BILL SCHNEE (Assistant STEVEN FONTANO) | |
Assistant Engineer SUSUMU MERA (FREEDOM STUDIO) | |
Associate Engineer RYOJI HACHIYA | |
Recorded at FREEDOM STUDIO 1&2 from Aug.21 to Sep.28 | |
Saxophone & Steelguitar at DAVLIN STUDIO (Oct.1) | |
Remixed at CHEROKEE STUDIO from Sep.29 to Oct.2 | |
Cutting at THE MASTERING LAB (Oct 7,10) | |
General Manager KAZUHIKO NISHIZAWA | |
Promotion Manager HIROSHI “MAJO” UENO | |
Tour Manager KAZUTOYO KOUCHI | |
Road Manager KANAME TOGASHI | |
Graphic Concept, Design HIROYUKI FUKUZATO | |
Photography JIN “TAMJIN” TAMURA | |
©1980 Fairway Music Co. Ltd, & Pacific Music Publishing Co. Ltd. | |
Our Tour Staff | |
Stage TETSURO MISHIMA (Musical Station) KAZUHIKO AZUMA HIDEKI KUGA | |
Sound SHIROH KIMURA (Sept-1) RYOHEI KAWAMINAMI (Sept-1) MASANORI YAMAZAKI (Sept-1) | |
Lighting AKIRA OKABE (Staff Service) HIDEKI MAKI (Staff Service) KOHJI SASAKI (Staff Service) | |
Special Thanks to | |
TOSHIBA EMI NITTA GROUP | |
P.M.P - ICHI ASATSUMA AKIRA SASAJIMA HARUYOSHI KAWAMOTO GEORGE KAKIZAKI | |
Freedom Studio | |
Mac Studio | |
Leo Music | |
MAKOTO SUGIMOTO | |
HISASHI FUJITA | |
SHIGERU YOSHIDA | |
Ibanez Fujigengakki | |
Ludwig & Zildjian | |
imported by NONAKA BOEKI CO., LTD. |
TOCT-25642, TOCT-95042
『We are』 | |
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オフコース の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 |
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ジャンル | |
時間 | |
レーベル |
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プロデュース | オフコース |
EANコード | |
EAN 4988006196018 (TOCT-25642) EAN 4988006218482 (TOCT-95042) |
解説
2005年、レコード・デビュー35周年にあわせ“オリジナル・アルバム15タイトル紙ジャケット・シリーズ”としてエキスプレス・レーベル在籍中のオリジナル作品がリイシュー。24ビット・デジタル・リマスタリング、オリジナルLP装丁を復刻した紙ジャケット仕様にてリリースされた。2009年にはSHM-CDフォーマット、通常のプラ・ケース仕様で再発された。
収録曲
クレジット
- リマスタリング・エンジニア:行方洋一
- ジャケット資料協力:喜多雅美 (サウンドステーション)
- ライナーノーツ:田家秀樹
リリース履歴
# | 発売日 | リリース | 規格 | 品番 | 備考 |
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1 | 1980年11月21日 | エキスプレス ⁄ 東芝EMI | LP | ETP-90038 | 帯の代わりにステッカーが貼られる。レーベルがアルバム独自のデザインになる。 |
CT | ZT28-700 | カセット同時発売。 | |||
2 | 1983年11月21日 | CD | CA35-1015 | 初CD化(以降全てアーティスト非監修による再発)。 | |
3 | 1985年9月28日 | CD | CA32-1164 | 品番および価格改定。 | |
4 | 1987年7月5日 | CD | CA25-1488 | オリジナル・アルバム+ボーナス・ディスクの12枚組CD-BOX『OFF COURSE BOX』(CA25-1480~1490)の中の1枚。 | |
CT | ZH22-1858 | オリジナル・アルバム+ボーナス・カセットの12本組カセットBOX『OFF COURSE BOX』(ZH22-1850-60)の中の1本。 | |||
5 | 1991年6月7日 | CD | TOCT-6209 | ||
6 | 1992年6月24日 | CD | TOCT-6943 | 音蔵シリーズでの再発。 | |
7 | 1998年2月25日 | CD | TOCT-10091 | Q盤シリーズでの再発。 | |
8 | 1998年11月18日 | CD | TOCT-10549 | オリジナル・アルバム+ライブ・アルバム全13タイトルの14枚組CD-BOX『OFF COURSE BOX』(TOCT-10542~55)の中の1枚。 | |
9 | 2001年11月28日 | CD | TOCT-10781 | スーパーリマスタリングシリーズでの再発。 | |
10 | 2005年3月24日 | CD | TOCT-25642 | 紙ジャケット仕様。24ビット・デジタル・リマスタリング音源による再発。 | |
11 | 2009年1月21日 | エキスプレス ⁄ EMIミュージック・ジャパン | SHM-CD | TOCT-95042 |
脚注
注釈
出典
- ^ 2022年12月29日 ABS秋田放送「賀内隆弘の年末も名曲~秋田県人が支えたオフコース」
- ^ “【CD】We are<初回生産限定盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年2月3日閲覧。
- ^ “【SHM-CD】We are<完全生産限定盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年2月3日閲覧。
外部リンク
- We are – Discography
音楽配信サイト
- We Are - iTunes
- We are - AmazonMP3
- We are/オフコース - mora
ハイレゾ配信
- We are/オフコース - mora
- We are | オフコース | 192kHz/24bit - VICTOR STUDIO HD-Music.
- We are - e-onkyo music
- We are - HQM STORE
- We are - レコチョク
WE ARE.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/15 03:45 UTC 版)
「WE ARE.」 | ||||
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松田聖子 の シングル | ||||
B面 | 君との未来図 | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Sony Records | |||
作詞・作曲 | 上原純 | |||
松田聖子 シングル 年表 | ||||
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「WE ARE.」(ウイ・アー)は、2006年5月24日に Sony Recordsからリリースされた松田聖子(PawPaw名義)の67枚目のシングル[1]。
解説
PawPaw名義の企画シングルとしてリリース。アニメ専門チャンネル「アニマックス」で放送された日韓共同制作アニメ『タマ&フレンズ 探せ!魔法のプニプニストーン』のテーマ。
作詞・作曲の上原純は娘・神田沙也加のペンネームである。
収録曲
- WE ARE.(3:30)
- 作詞・作曲:上原純/編曲:UpaUpa
- 君との未来図(4:23)
- 作詞:Seiko Matsuda/作曲・編曲:小倉良
- WE ARE.(Backing Track)(3:30)
- 君との未来図(Backing Track)(4:23)
関連作品
- WE ARE.
- 君との未来図
- ガールズ・イン・テーマソングス Red (コンピレーションアルバム)
関連項目
脚注
WE aRE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/11 05:52 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動「WE aRE」 | ||||
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abingdon boys school の シングル | ||||
A面 | WE aRE | |||
B面 | COLD CHAIN | |||
リリース | ||||
規格 | シングル | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | エピックレコード | |||
作詞・作曲 |
西川貴教 岸利至 | |||
チャート最高順位 | ||||
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abingdon boys school シングル 年表 | ||||
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「WE aRE」(ウィー・アー)は、abingdon boys schoolの9枚目のシングル。2012年9月5日にエピックレコードから発売された。
解説
初回生産限定盤には「WE aRE」ミュージックビデオと戦国BASARA HD コレクション スペシャルムービーを収録したDVDが付属。
通常盤はメンバーの各パートを抜いたインストトラックがそれぞれ収録。また、初回仕様分に限りメンバー監修のTab譜が同梱されている。
収録曲
初回生産限定盤
全曲 作詞:西川貴教 編曲:abingdon boys school
- WE aRE(作曲:岸利至)
- プレイステーション3用ゲームソフト『戦国BASARA HD コレクション』オープニングテーマ。
- 小文字表記のaはabingdon boys schoolのイニシャルから取られている。ミュージックビデオの監督は「JAP」を手がけた多田卓也。
- COLD CHAIN(作曲:柴崎浩)
- 原曲は「鎖」というタイトルで2010年のMATCH UP'10-AUTUMN SERIES-で演奏されていた。元は日本語詞であったが英語詞に書き直されている。
通常盤
- WE aRE
- COLD CHAIN
- WE aRE(NISHIKAWA Free)
- WE aRE(SHIBASAKI Free)
- WE aRE(SUNAO Free)
- WE aRE(KISHI Free)
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We Are*
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 00:06 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動対応機種 | PlayStation 2 |
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発売元 | KID |
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
発売日 | 2006年7月27日 |
レイティング | CERO:B(12才以上対象) |
コンテンツアイコン | 恋愛、セクシャル |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 18 |
セーブファイル数 | 64 |
キャラクターボイス | あり |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
『We Are*』(ウィ アー)は、2006年7月27日(木曜日)に日本のコンピュータゲームブランド・KIDより発売されたPlayStation 2用ゲームソフト。タイトルロゴの下部には"We Are Asterisk."と書かれているが実際には記号*(アスタリスク)は発音しない。メディアワークス刊の月刊漫画雑誌「月刊電撃コミックガオ!」にて漫画版『We Are -Cruel Angel's-』を連載。
ESP(超能力)を持った人間たちが誕生し始めた近未来世界における、戦時下の東京を舞台としたSF系恋愛アドベンチャーゲーム。戦争の悲惨さや反戦メッセージではなく、戦時下に生きる人々の日常を描いた作品である。この独特の環境は魅力的ではあるが、超能力の設定は突き詰めて語られておらず、あまり有効に活用されていない[1]。
目次
世界観
作品の舞台となるのは西暦2026年の日本。この世界では2009年に火星が小惑星との衝突で公転軌道が内側にずれ、昼でも地球から見えるようになったときからESPと呼ばれる超能力が人々に備わり始め、ESP能力を用いて操作する「ESP兵器」が実用化されている。2010年に極東に建国された新興国家・マニト共和国は世界最先端のESP兵器の技術を以ってアメリカ合衆国とその同盟国たる日本と敵対。2011年に東京はマニトの攻撃を受け、その5年後の2016年に日本政府は首都を東京から群馬県前橋市に移した。
あらすじ
幼いころ事故で両親と妹を亡くし、叔母が大家を務めるアパートで暮らしていた少年・優弥は高校の一学期の終業式当日、投身自殺を図ろうとしたクラスメイトの少女・天を助ける。ESP能力を持つ彼女はESP兵器のテスト生として夏休みの終わりに日米統合軍に徴兵されることが決まっており、そのことを嫌って自ら命を絶とうとしていたのだった。自分と同様、物心つく前に両親と死別していた天を優弥は自室へと連れ帰り、彼女と共に高校最後の夏休みを過ごすことになる。
登場人物
メインキャラクター
- 綾瀬 優弥(あやせ ゆうや)
- 声 - 立花慎之介(CDドラマ版)
- 眼鏡をかけた高校3年生の主人公。当時8歳だった2016年に米軍機墜落事故で両親と妹の唯を亡くす。あまり社交的な性格ではなく友達は少ない。成り行きでESP能力を持つ少女・天と暮らし始めるが、後に自分自身にもESPがあることに気づく。好きな食べ物はチャーハン。
- 朝霞 天(あさか てん)
- 声 - 高橋美佳子
- 優弥と同居することになったクラスメイトの少女。17歳の高校3年生。8月8日生まれ。2011年のマニト共和国による核ミサイル攻撃で両親を失う。性格は素直ではなく、意地っ張りで嫉妬深い。スタイルを気にしており、自分よりスタイルのいい人が好きではない。未来を予知するESP能力を持つ。
- 神明 菊菜(しんみょう きくな)
- 声 - 水橋かおり
- 優弥の幼馴染で妹分。16歳の高校2年生。12月3日生まれ。優弥の事故死した妹・唯の親友だった少女。その事故の際に左足を負傷したためうまく歩くことができないので杖を使っているが、性格は明るく優弥をよく慕っている。だがそれは唯の真似をしているだけである。
- 熊野 柚香(くまの ゆずか)
- 声 - 香坂夏希
- 歌と動植物を愛する心優しい少女。優弥と天のクラスメイト。10月14日生まれの17歳。天とは同じ戦災孤児であるため、天よりスタイルが良いのにもかかわらず彼女から好かれている。
- 笛吹 詩忍(ふえふき しのぶ)
- 声 - 生天目仁美
- 夏休みを利用して大阪からプチ家出をしてきた高校2年生の少女。4月26日生まれの17歳。ノリのよい性格で東京湾で魚を釣って食べ、路上や公園で寝泊りをしているアウトドア派。優弥の家に一晩だけ泊まることになるが…。
- 稲敷 楓(いなしき かえで)
- 声 - 清水愛
- 優弥の叔母兼大家である稲敷雪枝の一人娘で優弥のいとこにあたる少女。15歳の中学3年生。5月19日生まれ。素直で子供っぽい性格で日焼けを気にせず、父親からもらった「王様」という名のウサギの人形を大事にしている。
- 藤岡 夏蓮(ふじおか かれん)
- 声 - 折笠愛
- 海上自衛隊で情報経理技師を務める女性。9月4日生まれの21歳。マニト共和国に関する軍の機密事項を扱っている割に口が軽いという困ったお姉さん。電動バイクで首都高を駆けるのが趣味というスピード狂。
サブキャラクター
- 宿毛 ゆかり(すくも ゆかり)
- 声 - 廣田詩夢
- 楓のクラスメイト。活発な性格でスポーツが得意だが物覚えがよくない。
- 五十嵐 真美子(いがらし まみこ)
- 声 - 榎本有里
- 楓のクラスメイト。おとなしい性格で礼儀正しいが運動は苦手。
- 大濠 朱実(おおほり あけみ)
- 声 - 本井えみ
- 夏蓮の同僚である海上自衛隊員の女性。ロック音楽を愛する。真面目でキツい性格だが頼りになる。
- 神明 めぐ(しんみょう めぐ)
- 声 - 加藤雅美
- 菊菜の母親。優弥の家族の事故に巻き込まれて娘が足を悪くしたため、優弥のことを快く思っていない。
- 国見 誠一(くにみ せいいち)
- 髪の長いハンサムな少年。高校一年生。女の子からとても人気がある。
漫画版オリジナルキャラクター
- アミエル・フィンチ
- 春から優弥のクラスに転入してきた、プラチナブロンドのアメリカ人少女。彼に自分の事を「アミィ」と呼ばせている。
- 実は日米合同軍特殊部隊(エクスターミネーター)所属のESP能力者であり、水分子を操る力でマニトの工作員を何人も仕留めている。また、軍大佐の娘でもあるが、「お義父さん(ダディ)」と呼んでいることから血縁はない模様。
- 自己の強力なESPに心身を蝕まれ続けた果てに、誰彼かまわず攻撃する暴走状態に陥ってしまうが、優弥の「空間遮断能力」によってアンゲロスを切り離され、一命を取り留めた。その後は彼に黙って帰国し、車椅子に乗りながら静養することになった。
- 黒髪の少女
- マニト工作員の発火能力者(ファイヤースターター)。名前は偽名やコードネームも含めて一切出てこない。彼女のアンゲロスは「察知されにくい特殊タイプ」で、黒い羽根を持つ(最終話では白く描かれている)。
- アミエルを狙って日本に入国したが、夏蓮の銃撃で通信機を破壊されて同志と連絡が取れなくなり、記憶喪失を装って優弥のもとに転がり込んだ。彼を利用する形で潜入した学校で暴走したアミエルと遭遇し戦闘になるが、優弥が介入したために中断。その一件で優弥もアミエルもESP能力を喪失したために任務終了となり、マニトに帰投した。結局劇中では誰も殺していない。
- 無口で表情も乏しいが、親切にしてくれた優弥にはいくらか好意を抱いていたようだ。また、回想シーンに登場した上官たちからはずいぶんと可愛がられている様子がうかがえる。
単語集
- アンゲロス:火星の地球接近に伴い突如現れた地球外生命体。人に寄生することができ、寄生された者達はESP能力者となる。
- ESP能力者:アンゲロスに寄生され特殊能力を持つようになった者たちのことを言う。主に成人以下の人物に寄生する傾向がある。
- ESP:いわゆる超能力。朝霞天は予知能力、綾瀬優弥は空中歩行、また別の人物はテレポート、など人によって違う。
- ESP兵器:ESP能力によって兵器としての力を増大することができる兵器。
- マニト共和国:アメリカ及び日本に対し侵攻を繰り返す小さな国家。主にESP兵器を使用してくる。日・米がESP兵器の開発で劣っているため戦争が長期化している。
- 東京府:マニトが日本の東京都に小型の核ミサイルを撃ち込んだため首都としての機能が一時的に停止してしまったため、首都が群馬県に移された後、命名された府。
制作スタッフ
- キャラクターデザイン・原画 : よしのけい
- シナリオ : 秋タカシ(WinBell)
- 背景 : さとう時子
- プログラム : 門松民哉
- プロデュース : しまぞう
- オープニングテーマ:夢見る都市
- 作曲、編曲 : 成富聡一、作詞 : 五月風子 / 歌 : 香坂夏希
- エンディングテーマ:君といる夏
- 作曲、編曲 : 成富聡一 / 作詞、歌 : 香坂夏希
関連作品
コミカライズ
『電撃コミックガオ!』2006年7月号 - 2007年3月号連載。オリジナルキャラクターのアミエルをヒロインに据えた物語が展開する。新章が始まる予定だったが実現していない。
- We Are -Cruel Angel's-(メディアワークス / シナリオ : 秋タカシ、作画 : 宇佐美渉) ISBN 978-4-8402-3745-1
CD
We Are* Piece of Peaceのタイトルで5pb.よりリリースされたキャラクターソングとドラマを収録したシリーズ。連結ジャケット使用で、全部集めて並べると1つの絵が完成する。
- 朝霞 天(VGCD-0043)※ 初回限定特典として、シリーズ全6枚収納可能なコレクションBOXが付属。
- 稲敷 楓(VGCD-0044)
- 神明菊菜(VGCD-0045)
- 笛吹詩忍(VGCD-0046)
- 藤岡夏蓮(VGCD-0047)
- 熊野柚香(VGCD-0048)
デスクトップアクセサリー
We Are* Sunflower Field (kid0110) We Are*初のWindows用デスクトップアクセサリー。 ミニゲーム等は無くおもに壁紙や設定資料、キャラクター時計など。 コミックマーケット71でテレカ付きで販売された。
脚注
- ^ 『アドベンチャーゲームサイド』Vol.0、マイクロマガジン社、2013年4月、pp.40 - 41。ISBN 978-4-89637-426-1
外部リンク
- We Are* 公式サイト - ウェイバックマシン(2008年10月16日アーカイブ分)
- We Are* プレイステーション オフィシャルサイト
- We Are* 限定版 プレイステーション オフィシャルサイト
We are.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 08:10 UTC 版)
「We are.」 | ||||
---|---|---|---|---|
Do As Infinity の シングル | ||||
初出アルバム『NEW WORLD』 | ||||
B面 |
永遠 new world | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP ロック ポップ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | avex trax | |||
作詞・作曲 | D・A・I | |||
プロデュース |
松浦勝人(プロデュース) 千葉龍平(コ・プロデュース) 亀田誠治(サウンドプロデュース) | |||
チャート最高順位 | ||||
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Do As Infinity シングル 年表 | ||||
| ||||
「We are.」(ウィー・アー)は、日本のロックバンド・Do As Infinityの6作目のシングル。
概要
- 前作「rumble fish」から約3ヶ月ぶりのシングル。
- 表題曲は花王『ソフィーナオーブクリスマス』のCMソングに、カップリング曲はWOWOWテレビドラマ『Seven's Foce』の主題歌にそれぞれ使用された。CMのタイアップは「Oasis」以来3作ぶり、テレビドラマの主題歌を手掛けるのは「Yesterday & Today」以来2作ぶりとなった。
- 今作発売後、長尾大が脱退したため表向き上として参加した最後のシングルとなった[注 1]。
- オリコンチャート初登場16位を獲得。3作連続でのトップ20入りを果たした。
収録曲
- We are. [4:24]
- 永遠 [4:46]
- 作詞・作曲:D・A・I
編曲:D・A・I、亀田誠治
- 作詞・作曲:D・A・I
- new world [4:54]
- 作詞・作曲:D・A・I
編曲:D・A・I、亀田誠治
- 作詞・作曲:D・A・I
- SUMMER DAYS (8.27. Live Version) [3:50]
- 作詞・作曲:D・A・I
編曲:D・A・I、亀田誠治 - 5thシングルのカップリング曲のライブバージョン。
- 作詞・作曲:D・A・I
- We are. (Instrumental) [4:22]
- 作曲・編曲:D・A・I
ストリングスアレンジ:弦一徹 - 表題曲のインストゥルメンタルバージョン。
- 作曲・編曲:D・A・I
- 永遠 (Instrumental) [4:46]
- 作曲:D・A・I
編曲:D・A・I、亀田誠治 - カップリング1曲目のインストゥルメンタルバージョン。
- 作曲:D・A・I
- new world (Instrumental) [4:55]
- 作曲:D・A・I
編曲:D・A・I、亀田誠治 - カップリング2曲目のインストゥルメンタルバージョン。
- 作曲:D・A・I
タイアップ
収録アルバム
- NEW WORLD (#1,2,3、#3はアルバムバージョン[2])
- Do The Best (#1,3、#1はGREAT TOUR BAND version、#3はアルバムバージョンからさらにイントロをカットしたもの)
- Do The A-side (#1)
- Do The Best "Great Supporters Selection" (#1,2,3、#3はアルバムバージョンからさらにイントロをカットしたもの)
- Do The Complete (#1)
2 of Us
「We are. [2 of Us]」 | ||||
---|---|---|---|---|
Do As Infinity の シングル | ||||
初出アルバム『2 of Us [BLUE] -14 Re:SINGLES-』 | ||||
リリース | ||||
規格 | デジタル・ダウンロード | |||
ジャンル |
J-POP ロック ポップ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | avex trax | |||
作詞・作曲 | D・A・I | |||
プロデュース | Do As Infinity | |||
Do As Infinity シングル 年表 | ||||
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「We are. [2 of Us]」(ウィー・アー・トゥー・オブ・アス)は、日本のロックバンド・Do As Infinityの9作目の配信限定シングル。
概要
- 前作「真実の詩 [2 of Us]」から続く16週連続配信企画『2 of Us』の第9弾シングル。
収録曲
- We are. [2 of Us] [4:38]
- 作詞・作曲:D・A・I
編曲:Ryo Owatari - この企画以前より原曲はライブのアコースティックバージョンにてミドルテンポ調で披露されてきたが、この企画では原曲を忠実にアコースティック・ギターで再現するイメージで制作された。また、間奏では原曲以上に効果的な変拍子が取り入れられている[1]。
- 作詞・作曲:D・A・I
収録アルバム
脚注
注釈
- ^ 作品として今作を含む『NEW WORLD』にも参加している。
- ^ 『Do The A-side』のライナーノーツに記載されている。
- ^ 『Do The A-side』のライナーノーツに記載されている。
出典
- ^ a b “Do As Infinity 15年前に生まれた革新的なクリスマスソング「We are.」新たなトキメキを備えた新バージョン発表”. Billboard JAPAN. 2022年4月7日閲覧。
- ^ Album Mixと表記されている。
外部リンク
ウィーアー
ウィーアー (We Are)。英字では We Are だが仮名表記は正式にはウィーアーでないものも記す。
- 音楽
- We are - オフコースのアルバム(1980年)
- ウィーアー! - きただにひろしのシングル(1999年)。フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』OPテーマ。
- We are. - Do As Infinityのシングル(2000年)
- We are… - ゴスペラーズの楽曲(2001年)。TOKYO FMテーマソング。
- We Are (Ana Johnsson song) - アナ・ジョンソンの楽曲(2004年)
- WE ARE. - PawPaw(松田聖子)のシングル(2006年)
- WE aRE - abingdon boys schoolのシングル(2012年)
- We Are (Aldiousのアルバム) - Aldiousのミニ・アルバム、及び表題曲(2017年)
- WE ARE (STARTO for youの曲) - STARTO ENTERTAINMENT所属の期間限定ユニット、STARTO for youのシングル(2024年)
- その他
関連曖昧さ回避
We Are
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:12 UTC 版)
「I (INIのシングル)」の記事における「We Are」の解説
2022年3月27日公開。千葉県にあるロングウッドステーションで撮影された。
※この「We Are」の解説は、「I (INIのシングル)」の解説の一部です。
「We Are」を含む「I (INIのシングル)」の記事については、「I (INIのシングル)」の概要を参照ください。
「We are」の例文・使い方・用例・文例
- 配達はWestlake、Pinewood、Ramona限定
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- 配分単数 《複数の観念を個別的に配分してさす単数形; たとえば We have a nose. における a nose》.
- 米国陸軍士官学校 《West Point にある》.
- 昨年までは、Train FirstとTop Shareと契約をしていました。
- 様態の副詞 《well, carefully, fast, so, how など》.
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 【論理学】 名辞矛盾 《たとえば a round square (丸い四角形)》.
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- エイボンの白鳥 《Shakespeare のこと》.
固有名詞の分類
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