アニメの女性キャラクターの改造フィギュアを販売したとして、著作権法違反の罪に問われた鹿児島市春山町、会社員の男(46)の判決公判が27日、鹿児島地裁であり、此上恭平裁判官は求刑通り罰金30万円を言い渡した。 【写真】(別カット)鹿児島県警が公開した著作権法違反の疑いで押収された改造フィギュアの一部 此上裁判官は判決理由で「違法性を認識しながら販売を繰り返し、常習性が認められる」と指摘した。 判決によると、被告は昨年9月17日、ネットオークションで改造品1点を県内男性に約2万5000円で販売したほか、10月23日から30日までの間、頒布目的で改造品を所持。東京のアニメ会社などの著作権を侵害した。
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