昨年度までの決算で10年連続の最終赤字の液晶パネルメーカー「ジャパンディスプレイ」は、千葉県茂原市にある工場での生産を来年3月をめどに終了することを決めました。AI向けのデータセンターとして売却を検討するとしています。 発表によりますと、ジャパンディスプレイは12日に取締役会を開き、千葉県茂原市にある工場での液晶パネルなどの生産を来年3月をめどに終了することを決めました。 工場はAI向けのデータセンターとして売却を検討するとしています。 今後、国内での生産を石川県川北町にある工場に集約し半導体関連事業にも力を入れていくとしていて、工場の売却に伴う人員への影響については決定次第、発表するとしています。 これに合わせて、ことしの6月と12月に支給する一般社員へのボーナスを50%減額することを労働組合に申し入れたことも明らかにしました。 管理職は70%の減額、取締役の月額報酬は12か月分、30%
