なんか米語と英語の比較考察のブログがバズっている。 たどたどしい英語しか話せないと前置きしておきながら、「長い文章で、きちんと全容を伝える」のが英語で、 「シンプルに、結論を出してスピーディな判断を促す」のが米語だと言い切るのは、ジャパニーズの十八番である「控えめながら、思い込み先行の上から目線」の最たるものである。 日本人は、こと英語となると、有り余るコンプレックスに押し潰されるのか、海外経験のある同朋の嘯く不確かな話を鵜呑みにしやすい。先に引用した方の言っていることも、筆者が半生を過ごしたアメリカに言及している部分は些かオカシイので、訂正したいと思う。イギリスに関する部分に関しては、ぼくは直接経験がないので、触れるつもりはない。強いて言えば、Kazuo Ishiguroの"Never Let Me Go"は好きである、くらいだろうか。 以下、オカシイと思うところを引用していく。もう一度