のその後です。
300BARでまるで結果を残せなかった私たち・・・
とりあえずゆっくりと座れるダイニングバーに場所を変えて反省会。
「ダメだねえ・・・私たち・・・」
ふと隣のテーブルを見ると、18名くらいの男女が合コンを開いていました。
男性側はスーツを着たサラリーマン(とフリーターっぽい人1名)、女性はOL&大学生といった感じ。
「なーんかさあ・・・」
「社会人になっても合コンでしか出会いがないとか夢壊れるよねえ~・・・」
さもしい気持ちになる女子大生2人。
ふと店の中を見回すと、合コンしてる人たち以外にもお客様が。
『ほう・・・男2人でこんなオシャレなバーに・・・中々オツですなあ・・』
ナナちゃん(友達)「ねえねえ」
「あの2人をこっちに呼んで、私たちも合コンしようよう・・・(悪魔のささやき)」
「う~ん・・・でも、邪魔しちゃ悪いんじゃない?男2人だけでゆっくり話したいのかもよ」
ナナちゃん「そうだよね・・・もしかしてあの2人ってホモかなあ・・・」
「いや、それは分からんけども・・・」
ナナちゃん「ホモでもいいよ!私、ホモの友だち欲しいし!」
「えええ!?主旨が違ってきている・・・」
私たちが暫く思案していると・・・・
「おめでとー!!!(パチパチパチ)」
店内にいた人全員が急に拍手をし出した。
振り向くと・・・・
「たたた誕生日パーチー!!!!!!」
男ふたりで!!!
ナナちゃん「ねえねえ・・・」
「やっぱりあの2人に声かけようよぅ・・・きっと寂しいんだよ・・私たちが声かけてあげたらきっと喜ぶよ・・・(悪魔のささやき)」
ナナちゃん「それに・・・」
「あのメガネの人・・・暇女ちゃんの好きな竹田さんに似てたよ・・・?」
「なぬ!?」
暇女「しようがないなあ・・・・」
コツコツコツコツ・・・・(足音)
暇女「あの~・・・すみません」
『どうしよう・・・めちゃくちゃビックリしてる・・・(しかも竹田さんに全然似てねぇ・・・)』
暇女「あの~・・もし良かったら、でいいんですが・・・私たちと一緒に飲みませんか?」
「(食い気味に)い、いいんですかああ!?」
『乗ってきた!』
その頃ナナちゃんは・・・
へつづく