ベンチャーキャピタル(VC)
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投資会社だよ
将来性のある小さい会社へ投資するよ
投資先が大きくなったら、前もってもらっていた株を売っぱらったりして儲けるよ
簡単に書くよ
ベンチャーキャピタル(VC)(英:venture capital)とは
将来性のある小さな会社に投資して儲けようとしている会社のこと。
もう少し具体的に書くと
未上場の会社に出資して株をもらい、その会社が上場して株の価値が上がったら、その株を売っぱらうことで儲けようとしている投資会社のこと
です。
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詳しく書くよ
別にIT用語というわけでもないですけどね。
某・資格試験の過去問に出てきたので取り上げておきます。
サクッと一言で説明すると
将来性のある小さい会社に投資して儲けようとしている会社
が「ベンチャーキャピタル」です。
未上場の会社に出資して株をもらい、その会社を上場させて株の価値が上がったら売っぱらうことで儲けたりします。
ベンチャーキャピタルは「VC」と表現される場合もあります。
「VC」と表現された場合は「Venture Capital(ベンチャー・キャピタル)」の略です。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Venture Capital」を何となく日本語にすると「冒険的事業の資本」となります。[詳細]
例えば、そうですね。
ピヨ太君がケーキ屋さんを始めました。
ピヨ太君は貧乏です。
あまり資金的な余裕がありません。
そのため、小さいお店で細々とやっています。
ただし、ピヨ太君が作ったケーキは、とっても美味しいです。
将来性を感じた大金持ちのピヨ子さんが「私がお金を出してあげるから、もっと規模を大きくしなさい」と提案しました。
ピヨ太君は、ありがたく、お金を受け取りました。
これで、ケーキ屋さんを、もっと大きくできます。
きっとガッポリ儲かることでしょう。
ピヨ子さんは、お金を出してあげる代わりに、ピヨ太君のケーキ屋さん(株式会社ピヨピヨカンパニー)の株をもらいました。
今は紙切れ同然の価値しかありませんけどね。
ピヨ太君のケーキ屋さんが大きくなれば、きっと高く売れるはずです。
ピヨ子さんはピヨ太君のケーキ屋さんをメッチャ応援しました。
結果、ピヨ太君のケーキ屋さんは大きくなりました。
株式会社ピヨピヨカンパニーは上場し、株の価値もメッチャ上がりました。
ピヨ子さんは株式会社ピヨピヨカンパニーの株を売っぱらいました。
ピヨ太君に出してあげたお金以上の儲けを得て、うっはうはです。
この話における、ピヨ子さんみたいな会社がベンチャーキャピタルです。
将来有望な小さい会社に投資する投資会社
です。
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一言でまとめるよ
まぁ「ベンチャーキャピタル(VC)」って単語が出てきたら「将来有望な小さい会社に投資して儲けようとする投資会社なんだな~」と、お考えください。
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おまけ
■訳してみるよ
「venture(ベンチャー)」の意味は「冒険的事業」とかです。
「capital(キャピタル)」の意味は「首都」とか「資本」とか「資金」とかです。
何となくくっつけると
冒険的事業の資本
となります。