複合の葛西優奈V、姉妹で表彰台 世界ノルディック第2日

2025年02月28日 07時25分
【トロンヘイム共同】ノルディックスキーの世界選手権第2日は27日、ノルウェーのトロンヘイムで行われ、複合女子はマススタート方式の個人ノーマルヒルで21歳の葛西優奈が優勝した。日本勢が個人種目を制すのは1999年大会ジャンプ男子ノーマルヒルの船木和喜以来で、女子では史上初。3位に入った双子の妹の春香とそろって表彰台に立った。
葛西優は前半距離(5キロ)で3位につけ、後半飛躍で96.5mを飛び逆転した。海沼優月は19位、畔上沙那は26位だった。
ジャンプ女子ノーマルヒルの予選では伊藤有希が10位、高梨沙羅と丸山希が並んで11位、勢藤優花は27位となり、28日の本戦に進んだ。