JEXの社員らに見送られて大阪空港を後にするボーイング737-400=2011年7月14日午前7時54分、米田堅持撮影 日本航空グループの航空機運航会社ジャルエクスプレス(JEX)の小型ジェット旅客機ボーイング737-400が14日午前7時、大阪(伊丹)空港から熊本空港へ向かった。大阪空港からは最後のフライトとなる。 737-400は、全長36.4メートル、全幅28.9メートル、座席数145席の小型機。大阪や名古屋発着の地方路線が増えるに従い、中型機の767では座席数が多すぎる路線の適正化を図るため、1994年6月にJALが導入を決定した。95年から羽田-鹿児島、名古屋-山形、名古屋-鹿児島などを皮切りに関西や九州などの路線で使われた。JEXには設立当初の97年4月に2機がJALから移管され、最終的にはJALが導入した8機すべてが移管されて、地方路線のダウンサイジングと増便の期待に応えて飛