先週末の午後8時半すぎの山形駅前大通り。コンビニも早々と閉店し、薄暗く、閑散としていた=26日、山形市 大震災の発生以来、客足が遠のいている飲食業者などから「このままでは店が潰れる」と悲鳴が上がっている。物流の停滞や交通網の乱れに加え、「自粛」ムードの広がりが繁華街などを直撃。歓送迎会などの中止も相次いでいる。 JR山形駅近くの繁華街は先週末の26日も、閉店時間を前倒しする店が多かった。周辺のコンビニは午後10時にはすべて閉店。「物流が滞っているため、当面の間は営業時間を7時〜17時とさせていただきます」と入り口に張り紙をするコンビニもあった。 そんな中、居酒屋チェーン店「いろはにほへと山形駅前店」は未明まで開いている。「遅くまでやっている店が周りに少なく、通りが暗い。利用者のため、なるべく通常に近い形で営業したい」と布施徳史店長(38)。しかし送別会のキャンセルは20件以上。「歓迎会の予