Dynabookとの関係が巷間ささやかれるiPadについて、アランさんの隣で働いているpropellaさんによるご本人の感想。(たぶん)世界初。

UPDATE!!: id:propella さんがすばらしい翻訳を公開してくださいましたので、そちらをどうぞ 「ソフトウェア工学」は矛盾語法か? "-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --" Is "Software Engineering" an Oxymoron? [PDF(勝手ミラー版)] タイトルの訳はよく分からないのですが「“ソフトウエア工学”は矛盾表現か?」みたいな感じでしょうか。 これは、Croquet(Squeak システム上に構築された仮想3D空間オーサリング用のフレームワーク。Qwaq 社による商用化もされている)の最初の公開バージョンのマニュアル(Croquet0.1.pdf)の付録に掲載された文章なのですが、なぜか公式サイトからは消えていて、ググって見つけた勝手アーカイブから入手できる元の PDF でも絵が壊れていたので、そ
●ビジョナリーが夢見るのは数百年後の世界 数年先のPCや家電の規格とか、Webやケータイの新しいサービスとか。IT業界の大きなテーマが、本当はいかに小さいか、この人に会うとよくわかる。 “この人”とは、アラン・ケイ(Alan Kay)氏。メインフレーム主流の時代に、パーソナルでダイナミックなメディア「Dynabook(ダイナブック)」を構想し、先進的アイデアを詰め込んだワークステーション「Alto(アルト)」の開発でも中心的役割を担った伝説的人物。未来を予測する最良の方法は未来を発明することだとの名言を自ら実践してきた、最高のビジョナリーの一人だ。 だが、著名な学者やビジョナリーの中でも、ケイ氏はちょっと毛色が違うように思う。米国のビジョナリーには、起業したり企業の顧問になったり、あるいは自分の大学への企業の寄付集めに熱心だったりと、ビジネスと深い関わりを持つことで自分のアイデアの実現を図
(ちょっとだけ追記しました。その他1/25のあたりも見てみてください。) "Can programming be reinvented?"というタイトルでの発表。東工大と東大で似たような発表をしたのだが、ストーリーラインが比較的新しいため、先にやった東工大での発表には反省点がいろいろあり、それが東大での発表に生かされた形になったのは否めない、かもしれない。以下は、かなり再現性の低いメモ。詳細はさらに聞いてください。「私」はもちろんAlan Kayを指します。 近所の人から、「なんで新しいコンピュータのほうがWindowsの起動やMS Wordの起動が遅いの?」、「大きいディスクがついているはずなのに、なぜ使える容量が少なくなるの?」、「アップデートをしたら、何で再起動しなくてはいけないの?」という質問をされる。なかなか良い質問である。 私自身も、コンピュータに関する疑問がある。「なぜ、コン
グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ・シンポジウムin津「世界連携型ユビキタス産業クラスター」でのAlan Kayの講演が終わった。これに先立つ亀岡先生のお話では彼がubiquitousという言葉を使った講演をするのは初めてだそうである。確かにubiquitousという言葉を最後に一回くらい使われた。このシンポジウムが推進するフィールドサーバのスライドを1枚だけ含めたのも破格のサービスなのだろう。 それ以外では歯に衣着せぬことをしゃべってくださった。米国がイラクにかける金を教育に使えばすばらしいコンテンツができるはずだ,等々。フロアからの「インターネットやGoogleについて全然話がなかったがどうしてか」という質問に対して,いやインターネットは重要だしOLPCでもネットにつなげるようにしているといった話をされた後で,ただしGoogleで調べるような教育は最悪だとぼそっとおっしゃった。これが私
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