6月26日、JavaScriptアプリケーションプラットフォーム「Node.js」の最新版「Node.js 0.8.0」がリリースされた。従来の安定版であったバージョン0.6系に代わる新たな安定版という位置付けで、性能が大きく改善しているほか、多くの新機能が追加されている。 Node.jsはGoogle Chromeで採用されているJavaScript実行環境「V8」をベースとするJavaScriptアプリケーションプラットフォーム。JavaScriptコードを実行するランタイムと、各種I/Oやネットワークアクセスといった機能を提供するライブラリから構成されている。ネットワークソケットの待ち受けやファイルアクセスといった処理を容易にシングルスレッドで非同期実行できるという特徴を持ち、近年注目を浴びている。 Node.js 0.8.0は新たな安定版ということで、多くの改良が加えられている。そ
