福島原発の廃炉費用負担、高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉で、いろいろな意見が飛び交っている。しかしエネルギー問題を、大きな眼で俯瞰すると、それは供給の問題。当然、消費関連の問題がある。 その解決法の一つとして、2012年位から盛んに叫ばれたのがHEMS(Home Energy Manegiment System)。いわゆる節電システムだ。ただし当時、技術が錬れていなかったこと、コストが見合わなかったこと、また一番大きな問題として節電以外のサービスを見いだせなかった、本格導入がされてこなかった。 しかし、2015年にCESの基調講演で、IoT(インターネット・オブ・シングス:全ての家電をネットにつなげ便利にすること)が出てくると、ある程度用意されていたとはいえ、我も我もと、いろいろな方面から、勝手にネットにつなぐようになってきた。 そして、このIoTで技術優位性を作るため、日本&アメリカで、世界
