レトロポップなたたずまいと、1台で幅広い調理をこなすマルチな魅力。台湾生まれの調理家電「大同電鍋」が、ここ数年、日本で人気です。多くの大同電鍋愛好家がSNSやブログで日々レビューやレシピを発信し、この盛り上がりはまだまだ続きそうです。 日本の販売元である大同日本株式会社の家電業務推進部、林慕岳(リン ボガク)さんと李瑄(リ セン)さんに、誕生の歴史から愛される秘密、基本機能、便利な使い方まで、大同電鍋の魅力をまるごと伺いました。 ルーツは日本の電気炊飯器。変わらぬ姿で愛され続ける大同電鍋 ――大同電鍋の歴史について教えてください。 大同日本株式会社の林慕岳さん(写真左)、李瑄さん(写真右) 林さん(以下敬称略): 実は大同電鍋の原型は、日本の電気炊飯器なのです。当時の担当者もいないので詳細はわかりませんが、台湾の総合電機メーカーである大同公司は以前から東芝さんと技術提携をしていて、その流れ
