ヨーロッパザラボヤ(学名:Ascidiella aspersa)は、脊索動物門・ホヤ綱に分類されるホヤの仲間の1種。 ノルウェーから地中海が原産域とされる[1]。 アメリカ東海岸、アルゼンチン、南アフリカ、インド、オーストラリア南部、ニュージーランド、日本で外来種として移入分布している。日本での最初の記録は2008年9月で、北海道の内浦湾(噴火湾)のホタテガイ垂下養殖漁場において、貝や養殖施設に大量に付着していることが確認された[1]。当初は在来種のザラボヤ(Ascidia zara)と考えられていたが、2010年にヨーロッパザラボヤであることが発表された[1]。
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