日刊ゲンダイは24日、1月末で休刊となる夕刊紙「夕刊フジ」に「長い間、本当にお疲れ様でした」とする全面広告を掲載した。25日にも同様の広告を掲載するという。 日刊ゲンダイは、広告で「夕刊フジ様 長い間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました」というメッセージとともに、日刊ゲンダイや夕刊フジが店頭販売されている写真を添えた。 日刊ゲンダイからの申し出に、夕刊フジは「ありがたい」と快諾したという。日刊ゲンダイは産経新聞の取材に「『お世話になった』という気持ちで企画した」とコメントした。 産経新聞は、同社発行の夕刊紙「夕刊フジ」について、1月31日発行(2月1日付)をもって、電子版を含めて休刊する。夕刊フジの公式サイト「zakzak」も1月31日で更新を休止する。 「ズバズバ書くのが印象的」 1月末で休刊の夕刊フジ、特別保存版を発売 膝にだっこで編集作業した日々よ…職場の夕刊フジが
「フジテレビはブスは採りません」 フジテレビのアナウンス部長(当時)だった露木茂は、マスコミを志望する法政大学の学生たちの前でこう言い放った。 2000年代初め、私が受け持っていた「編集学」の授業に彼を招いた時、学生から出た「テレビ局にはコネ入社はあるのか?」という質問がきっかけだった。 彼は「テレビ局だけでなく、どの企業にも多少なりともコネ入社があることは否定しません。ですが、アナウンサーだけは別です」と言って冒頭の発言になった。女子学生たちが“呆然”としていたことを記憶している。 女子アナという言葉は1980年代から使われ始めたといわれている。中でもフジは美人女子大生を積極的に採用してアイドル化していった。私がFRIDAY編集長時代(1990~91年)、フジの有賀さつき、河野景子、八木亜希子の“アナドル”が全盛で、民放ナンバーワンの座を不動のものにした。 今ではフジの“ドン”とも“老害
フジテレビの幹部社員が元SMAPの中居正広(52)の女性トラブルに関与しているのではないかという疑惑が、同局からCMの引き揚げが進むという大騒動に発展中だ。そんな中、一部の中居ファンから妙な声がX(旧ツイッター)に上がり始めている。 あるアカウントは《本物の中居くんはやはり病気で既に亡くなっていて、復帰後は別人が成り代わっている説、結構ある気がしてきた。。だとすると、納得がいく事がちらほら》と、現在の中居が偽物であるとの考えを投稿。また、別のアカウントも《多分本当の中居正広さんは、女性が嫌がることを無理矢理しない紳士な男性だったと思いますね。新しい中居正広さんは声は少し似てるけど顔は別人ですしね。本物はどこにいったのかな》と、やはり、「本物はどこにいったのかな」という具合に、現在の中居が「別人」であると主張しているのだ。 これらのうわごとのような主張は、昨今、著名人に対して上がりがちな「別
あけましておめでとうございます。 2024年の紅白歌合戦は本当に良かった。 毎年用意されるサプライズ出演の中でも特大ビッグヒットとなったB'zの出演も、米津玄師&伊藤沙莉の可愛いピースサインも、後期高齢者とか舐めたカテゴライズしてんじゃねぇとばかりに熱すぎるTHE ALFEEの最強3声ハーモニーも、 蒼い炎のような静けさと情熱を感じさせてくれたVaundyも、マイク位置オイィィィ凄すぎるぅぅぅと感動した玉置御大の声量と毛量とかどれもどれも最高に楽しませてもらった。多分今、道ゆく人にウルトラソウッ!?ってマイク向けたら全員ハァァァァイ!!すると思う。 でもやっぱり一番僕の心を動かしたのはそうです藤井風の『満ちてゆく』です。 誇張なく2024年一番聴いて、一番口ずさんだ楽曲で一年を締めくくる事ができた感動と、色々あった昨年を満ち満ちの満ち状態にしてくれた。 そんな藤井風がお茶の間に届けた渾身の
12月31日のNHK紅白歌合戦の放送で、ネット上では《エグい=(若者言葉で際立っているなどの意味)》と話題になっているシンガー・ソングライター・藤井風(27)の米ニューヨーク(NY)からの生出演。ストーリー性のある演出を1カットで生中継するという一発勝負の潔さと、マンハッタンを包む朝焼けの美しい映像も相まって若者たちを魅了したようだ。そして日刊ゲンダイの取材で、その生中継の舞台裏の詳細が明らかになった。 海外ロケの前提として高額な費用がかかることは周知の事実。昨今は燃油と共に高騰する航空券、収まる気配を見せない円安と、多くの日本メディアが海外ロケから遠ざかっている。そんな状況での米NYからの中継はメディア関係者の間でも一際目立った。現地の映像制作プロダクション関係者によれば、「ロケーションはマンハッタンの景色を背景にしたクイーンズ区。大小様々なスタジオが点在するロング・アイランド・シティと
開幕まで4カ月を切った大阪・関西万博の前売りチケットが売れていない。目標1400万枚のうち経済界に割り当てた700万枚を超えた途端、売り上げペースが急失速。万博運営費1160億円の約8割をチケット収入で賄う計画のため、販売不振は赤字に直結する。埋め合わせに税金が投入される可能性も否めない。 ◇ ◇ ◇ 大阪府・市は20日、万博に訪れた国内外の賓客を接遇する担当部署として「大阪儀典室」を設置。吉村府知事と「儀典長」に任命された元大阪府副知事の植田浩氏が、アジア太平洋トレードセンター(住之江区)内で看板を掲げた。 儀典室は皇室関係者の訪問や万博関連行事への知事の出席など、総合調整を担う。ビジネス目的で滞在する海外要人と地元企業のマッチングを促す役割もあるという。 「おもてなし」の強化に加え、ビジネスチャンスの創出にもガメついあたり、さすが「商人の町」。だが、肝心のチケットは“商売あがったり
話題の「反ワク本」に捏造疑惑が持ち上がっている。 問題の書籍は、今年9月18日に出版された「私たちは売りたくない! “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭」(方丈社)。出版元によると、発行部数は16万部、Amazon総合ランキング1位、12月中旬現在で7刷というヒット作だ。 タイトルにある製薬会社とは、明治ホールディングス傘下のMeiji Seikaファルマ。昨年11月、世界に先駆けて新型コロナウイルス対応の次世代ワクチン「コスタイベ」(通称レプリコンワクチン)の製造販売承認を厚労省から受けた企業である。 Meiji Seikaファルマでは、若手社員が3年前に別のワクチンを接種した後に亡くなった。「それなのに新しいワクチンを売るのか」として、亡くなったKさんの名を冠した編集グループ「チームK」が社内有志で結成され、社員たちの反発があるとの触れ込みで出版された本が「私たちは
自民党議員の「記憶」がまたも波紋を起こしている。世界文化遺産に登録された新潟県の「佐渡島の金山」をめぐり、現地で行われた24日の追悼式を韓国側がボイコット。日本政府代表として出席した生稲晃子外務政務官が、靖国神社に参拝した過去を問題視したという。ところが、生稲氏は「参拝していない」の一点張り。どうなってんの? 佐渡の金山登録をめぐっては、戦時中に朝鮮半島出身者が強制労働させられたとして韓国政府が猛反対。日本政府が朝鮮人労働者に関する展示と、追悼式を毎年開催することで合意した経緯がある。同日の追悼式は初の手打ちセレモニーとも言える行事で、朴喆熙駐日大使や遺族らが出席予定だった。 「韓国側から政務官以上を出すよう求められた外務省は、22日に生稲政務官の出席を発表。間もなく韓国メディアが靖国参拝について報道し、国内世論の反発を懸念した韓国側は不参加に追い込まれた格好です。もっとも、生稲氏は外務省
斎藤元彦氏(47)が知事再選を果たした兵庫県知事選の最中、候補者の一人だった「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が県議会調査特別委員会(百条委員会)の奥谷謙一委員長(39)の自宅前で行った演説の様子がネットで拡散され、SNS上で《これはひどい》《恐ろしい》といった声が飛び交っている。 18日の会見で、奥谷氏は「私の自宅兼事務所なんですけれども、家の前で(立花氏が)街頭演説を始めた」と言い、続けて「『引きこもってないで家から出てこいよ』みたいなことを言ってたんですね。立花氏の認識として、事務所と登録していますけど、私の自宅であるという認識は彼にはあったということは、これは明白であります」と説明。恐怖を感じた母親が「避難」したことも明らかにした。 これに対し立花氏は19日、動画を公開。「奥谷については全く反省していないようなので裁判していきます」と提訴する考えを示した上で、「自宅前
5月に「週刊文春」などで、37歳年下のファンの女性と不倫が報じられたベテラン声優の古谷徹(71)だが、今月11日からスタートしたフジテレビ系アニメ「ドラゴンボールDAIMA」でヤムチャ役は降板。後任には声優の鈴木崚汰(25)が起用された。アニメの公式サイトは、《「ドラゴンボール」シリーズにおいて、永らくヤムチャ役を務められた古谷徹さんですが、担当声優の交代を行うこととなりました》と報告した。 古谷は2023年9月まで4年半の間、ファンの女性と不倫の関係にあり、口論になり手をあげたり、妊娠・中絶させたことが報じられ、本人はXを更新し報道された内容が事実と認め謝罪していた。 それを受け、古谷の所属事務所は「名探偵コナン」の安室透役、「ONE PIECE」のサボ役の降板を発表。古谷はこの2役の降板について、自身のXで《今の自分に唯一できる償いの形》と表現していた。 「不倫報道後、活動休止状態に追
旅行業者らが加盟する「日本旅行業協会」(以下JATA)が先月試算した日本人のパスポート保有率に、関係各所から驚きの声が上がっている。 「米国は約50%、韓国は約40%、台湾は約60%。日本の保有率は約17%で、6人に1人と極めて低いことがわかりました」(旅行業界関係者) 保有率はJATAが外務省、国交省などから入手したデータを総人口で割り出した数字だというが、保有率低下の背景をJATAの広報担当者が説明する。 「コロナ禍前の19、20年ごろまでの保有率は約24、25%で推移していました。ですが、コロナ禍で何年も渡航の自粛が求められ、その時期に失効を迎えた方が改めて更新しなかったり、円安や物価高、戦争などで渡航を控える方が増えたことなども低下の要因だと考えられます」 そして、顕著なのが「若者の海外離れ」だ。 「今の若い人は海外に行かなくてもさまざまなエンタメを楽しむ方法があります。VRなどで
自民党総裁選や立憲民主党代表選で「最も議論して欲しいテーマ」は「年金、医療、介護などの社会保障対策」──。7~8日実施のJNN(TBS系列)世論調査の結果で「次の自民党総裁にふさわしい人」のトップ(28.5%)は小泉進次郎元環境相(43)だが、過去の提言や講演をひもとくと、思い描く社会保障プランは非常に危うい。 【写真】この記事の関連写真を見る(35枚) ◇ ◇ ◇ 進次郎氏は自称、国会議員初の「人生100年時代」の提唱者だ。2016年4月、進次郎氏を中心とする自民の若手グループが社会保障に関する提言集をまとめた。確かに〈人生100年生きていくことが当たり前になる未来〉と出てくるが、続くのは〈もはや戦後のやり方は通用しない〉という強い言葉である。 否定したのは〈「20年学び、40年働き、20年休む」という人生こそが普通で幸せ〉との考え方だ。「一本道のレール」にたとえ、〈「一度レールから
自民党総裁選に出馬表明した河野太郎デジタル相が「脱原発」を封印して変節。原発の新増設の必要性にまで踏み込んだ。その理由として、「データセンターとAIで電力需要が跳ね上がる。再生可能エネルギーを2倍のペースで入れても、原子炉を再稼働しても足らない」と強調していた。 【写真】この記事の関連写真を見る(35枚) 同じことを、原発活用へ旗振りする経産省もキャンペーンしている。データセンターやAIを“人質”に出されると仕方ないか、となりがちだが、これは本当なのか。 エネルギー政策に詳しい元経産官僚の古賀茂明氏に聞いてみると、「いえいえ。世界の常識から完全に外れています」とこう続ける。 ■原発はもはやお荷物 「電力自由化が進んでいる各国では、原発は発電コストが高く、もはやお荷物という認識。ましてや新増設という話はあっても実は非現実的です。太陽光や風力などの再生可能エネルギーは、発電コストは安くても発電
東京都知事選で2位につけ、一躍、時の人となった石丸伸二・前安芸高田市長。選挙後はテレビやネット番組に出演し、話題にはなっているが、どうも雲行きが怪しくなってきた。 選挙直後から石丸氏は、国政進出の可能性を問われ「選択肢としては当然考える」と言い、出馬し得る選挙区として岸田首相の衆院広島1区などを例示。新党結成の可能性も示唆したのに、一向に政治的な動きを見せない。これに、石丸氏を支援する政界関係者から不満の声が上がり始めている。 「都知事選から3週間が過ぎた。勢いがあるうちにどんどん政治的に動くべきなのに、石丸さんにはそんな様子が全くない。テレビに出てニコニコしているだけで、何がしたいのか……。このままグズグズしていると、ファンがアンチに変わってしまいかねません」 動かない石丸氏の“推し活”を続けるか否か、逡巡している政界関係者は複数いるようだ。そんな彼らが注目したのが、1日、滋賀県彦根市が
「ダウンタウン」松本人志(60)の性的スキャンダル報道後、松本と周辺の吉本芸人の素行を笑いにしていた過去の発言がネット上で、掘り起こされている。いずれも、「週刊文春」で告発されていたような女性の扱いが分かるエピソードだけに多くのユーザーがドン引きしている。 2015年に福岡で行われた公開収録イベント『人志松本のすべらない話プレミアムライブin 福岡』で、「博多華丸大吉」の博多大吉(52)が、「10何年も前ですが、福岡吉本で僕ら先輩の接待ばかりやっていた」「女の子もブッキングして」と話していた。 そして、初めて松本が福岡にやって来た時のエピソードで、今田耕司や後輩芸人5人で来るため、『分かっているか、女の子をちゃんと用意するように』と命じられたという。 大吉は、人気芸人の松本だから、余裕で女性が集まると思って高を括っていたら、「当時の松本軍団が全国でいろいろ飲み歩いている噂が変な感じで福岡に
地銀最大手のふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の「みんなの銀行」(永吉健一頭取)は、新サービス「Circle(サークル)」を12月19日から開始した。 みんなの銀行は2021年5月からサービスを開始した国内初のデジタル銀行だ。口座開設から各種機能の利用まで、スマートフォン向けアプリに集約している。デジタルを起点とする銀行ということで通帳もカードもない。Circleは、他業種のデジタルサービスを集めたカタログのようなサービスだ。 新サービス発表の席上、永吉頭取は「ユーザー数は85万口座くらいにきており、その7割が30代以下。これは既存の銀行とは全く逆の顧客基盤」と、従来の地銀の顧客層とは異なるデジタルネーティブな若者を取り込めていると胸を張った。 しかし、華々しい新サービスリリースとは裏腹に、同行の業績は振るわない。 ■3期連続の赤字は決定的 「銀行法では原則開業3年以内に黒字化する
「家族全員、死ぬかもな…」 爆発と炎上を見た時、頭をよぎった。 【写真】この記事の関連写真を見る(10枚) 2024年1月2日、新千歳空港発羽田行きの日本航空516便が着陸直後に海上保安庁の航空機と衝突、炎上した。この便に乗り合わせた本紙カメラマンが壮絶な体験を振り返る。 ◇ ◇ ◇ 実家の札幌に家族で帰省していた筆者は、妻と3歳の長男、9カ月の次男に義母、兄夫妻の7人で516便に搭乗した。 私の席は28列のB席。兄が窓側のA席に座っていた。窓から左側のジェットエンジンが真横に見える席だ。 着陸態勢に入ったので何気なく窓の外を眺めていると、17時50分頃、着陸すると同時に「ドン!!!」という鈍い音とともにエンジンが爆発、火の手があがった。その瞬間はなぜか悲鳴はさほどあがらなかった。私を含め一瞬、何が起こったのかわからなかったのだと思う。しかし、直後に窓の外のエンジンが異常な燃え方をして
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