街頭にふらりと何人かで現れ、短いパフォーマンスをして去るフラッシュモブ(一瞬の群衆)。この手で特定秘密保護法の廃止を訴える人たちが13日、名古屋の繁華街に現れた。大声を出さず、ビラもまかず、紙を掲げるだけで去った。 老若男女でにぎわう祝日の大須商店街。午後1時半ごろ、アフロヘアのかつらにサングラス、マスク姿の10人ほどが三々五々集まった。「ヒミツ法はヤバイ」と書かれた紙をじっと掲げ、1分ほどで去った。 市内の金山駅付近や堀川の遊歩道で、政治について話し合う「ちゃぶ台ミーチング」で出会ったメンバーだ。法成立後に集まると、「このままで終わらせない」「抵抗を続けよう」と意見が出た。この日に向けネットなどで調整した。
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