都市部のショッピングモール駐車場の出口などで、公道に出る際、「左折のみ」と表示しているケースは少なくありません。右折で公道に出ると危険度が増すことに加え、渋滞が起きやすいことから「左折のみ」になっているわけですが、しかし、こんな場面で「意地でも右折する!」とばかりに道を塞いでしまうクルマも。結果的に、駐車場の後続車たちは大行列。場合によってはすぐ目の前の公道を塞いでしまうこともあります。この「絶対右折するマン」たちは果たしてどんな運転心理を抱いているのでしょうか。 【写真】全然違う! これが「右折したら法的にアウト」になるケースです その心理状態を探る前に、まず大前提として「左折のみ」「右折禁止」といった駐車場の表示、実は道路交通法で定められた標識ではないため、仮に従わなかったとしても道路交通法違反にはならない――交通心理士で近畿大学物理工学部准教授の島崎 敢先生はこう解説します。 「コン
