2011年03月02日 「成功する電子雑誌」は、おそらく「今の雑誌の電子版」と全然違うスタイルのはず。リッチコンテンツの方向でもなく。 Tweet 直近、自分のビジネスに関し、将来を考えている。メシの種なんで、それはそれはマジメに。 私は基本雑誌屋タイプの編集者なので、10年後に雑誌がどのような形になっているかを考える。もちろん紙が残るのは明白だが、電子雑誌もある程度の市場規模を取っているはずだ。 私の基本認識は半年前とそう変わっていない。つまり「コンテンツ業界はデジタルディストリビューション化に伴い、劇的に情報の小分け販売に移行する」という認識だ。 そこでどう「食う」か。 しかし、その後半年の動きを見て、さらに版元編集者として電子出版を手掛け、知識を深めるにつけ、多少判断が変わった。 まず現状の電子雑誌は、「売れない」「広告ない」>「はい終わり」で決定。それは当然として、未来がどうなるか