Online ISSN : 2189-8278 Print ISSN : 0913-3801 ISSN-L : 0913-3801
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外来種問題は突然に 2014年7月某日、札幌市の円山原始林で私が出会ったのは、体長15cmもの巨大な豹柄のナメクジ、マダラコウラナメクジでした。私はそれを知っていました。過去に一度だけ、ドイツ・ドレスデンの森の中で見たことがあったからです。北欧原産のナメクジがどうしてここに? 慣れ親しんだ円山の森に現れた、不似合いな新参者との突然の出会いに、目眩がしました。私の知る北海道の生態系は、これからいったいどうなってしまうのか? 我々ヒトの生活への影響は? 体長15 cmほどのマダラコウラナメクジ 市民のブログが教えてくれた 予期せぬ出会いに衝撃を受けた私は、研究室に戻るや否や、飛びつくように現状を調べ始めました。わかったことは、マダラコウラナメクジが2006年に茨城県で最初に侵入・定着が確認されたということ、さらに2010年には福島県、2012年には長野県にも侵入し勢力を拡大しているということで
今年も暑い夏でした。最高気温が名古屋でも39.3℃などという話題の出た年でした。 そんなある日のことです。あまりにも暑くて汗が出たので、シャワーを浴びました。汗も流れてさっぱりしましたが、ふと気になったことがあります。「今浴びているシャワーの温度は38℃。熱いどころかすごく気持ちいい。今日の最高気温は35℃だったのにすごく暑かった。もし気温が38℃になったらもっともっと暑いはず。同じ38℃が自分の体の周りにあるのに、どうして気温の場合には暑くて、シャワーは気持ちいいの?」ということです。 気温はからだ全部が38℃の空気の中に入っていますが、シャワーは38℃の水滴があたっているので、ちょっと違います。すぐに風呂を38℃に設定してわかして入ってみました。すると熱く感じません。なぜ、気温の38℃は暑いのに、風呂の38℃は熱く感じないのでしょう。すごく不思議です。 科学部のみんなに話しても「なんで
岡山大学大学院環境生命科学研究科(農)の福田宏准教授は、欧米の古文献を再調査した結果、日本では食用として広く知られている貝類のサザエが、これまで有効な学名をもたず、事実上の新種として扱われるべきであることを解明し、サザエの学名を新たに「Turbo sazae Fukuda, 2017」と命名しました。本研究成果は5月16日、日豪共同刊行の軟体動物学雑誌「 Molluscan Research 」電子版に公表されました。 サザエは、日本ではアサリやシジミと並んで最もよく知られた貝類であり、国民的アニメーションの主人公の名前にもなっています。しかしそのような種ですら、我々人類はアイデンティティを正しく把握できていなかったのです。このことは、生物の種の正確な識別と同定がいかに困難であるかを示す一端として示唆的です。 <本研究成果のポイント>○ 地球上に存在するあらゆる動物の種のうち、学名のない種
ヴァージニア工科大学(Virginia Tech University)図書館が、約90万ドル(約9000万円)分の雑誌購読をカットする計画を発表しています。 これは、金融危機のあおりによる予算削減、電子ジャーナルのインフレを受けたもので、図書館は研究者に優先度の高いジャーナルを選定するよう求めています。 Libraries invite comments on reductions in serial subscriptions http://news.lib.vt.edu/libnews/modules.php?name=News&file=article&sid=692 Serials review project – Virginia Tech University Libraries http://www.lib.vt.edu/budget/ Library to cut nea
そもそも、ディスカバリーが先月の23日(現地時間)に飛び立ったことすら、日本ではほとんど報道されなかったと思います。ここに、出発時の映像があります。 そして、気が付いてみると現地時間で7日(おそらく日本時間では今日未明)に、15日間の飛行を終えて無事に戻ってきました。 #余談なのでしょうが、今回の大気圏突入から着陸までのコースが、約5年前に空中分解事故を起こしたコロンビアのとったコースと同じだということで、現地では緊張の着陸だったとも伝えられます。 記事によると、今回の飛行では国際宇宙ステーションの歴史に残る、建造と修理作業をやってのけたのだそうです。 Even before the mission began October 23, the astronauts knew they were in for one of the most challenging and complicat
ひたちなか市の県立勝田工業高で文化祭の準備をしていた3年の大子町下金沢、石川仁志君(18)がヘリウムガス入りのポリ袋をかぶって死亡した。筑波大での司法解剖の結果、死因は「酸欠による窒息」と分かった。 石川君は25日午後4時50分ごろ、玄関前で装飾用の風船を膨らませていた男性教諭と生徒のところに姿を現した。ヘリウムガスで膨らんだ黒いポリ袋(容量45リットル)を教諭から受け取り、「ヘリウムを吸うと声が変わるんですよね」と話したという。午後5時ごろ、約90メートル離れた校舎脇の道路上で、頭からポリ袋をかぶり、あおむけに倒れているのが見つかり、約3時間後に死亡した。袋は首に輪ゴムで留められていたという。 石川君は9月まで生徒会の副会長を務め、文化祭実行委員だった。就職が内定していたという。同級生の男子生徒(18)は「学校一、人を笑わせたりできるムードメーカー的な存在だった。こんなことになると思わな
オープンアクセス出版を手がけるBioMed Centralが10月18日、査読済みの生物学関係の画像1万1千点のデジタル図書館“Biology Image Library”を立ち上げました。研究・教育目的であれば、利用者登録することで無料で利用でき、ダウンロードも可能です。 Biology Image Library http://www.biologyimagelibrary.com/ BioMed Central Launches Biology Image Library – BioMed Central http://www.biomedcentral.com/info/about/pr-releases?pr=20071018
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