先日、うちの奥さんが『谷川俊太郎質問箱』という本を買ってきたので、僕も横からパラパラと読ませてもらいました。まだ、全部読んでませんが。 谷川俊太郎質問箱 (Hobonichi books) 作者: 谷川俊太郎,江田ななえ出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所発売日: 2007/08/08メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 107回この商品を含むブログ (122件) を見るこれって、「ほぼ日」で連載されてたものが元になっているんですね。知らんかった。本の方には、WEB上で読めるものに新たに書き下ろした分も加わって、全体としては2倍くらいの分量になっているみたいです。基本的には、読者から寄せられた質問に、谷川氏が回答するというもの。谷川氏らしい回答ばかりで、なかなか楽しい本です。装丁もいい。 で、この本の中で、僕が惹かれたというか「なるほど」と思えた回答があったのですが、これが「ほぼ
森の木々は 迷路のように道を複雑にするけど 迷ったと思わずに 森の中を楽しみながら歩いて 時折聞こえる風の囁きに 耳を傾けてご覧 しっ… 静かにして 耳を済ますんだよ… ほら 聞こえるはず 森の奥から 月の光浴びてひっそりと咲く華の歌が 森に住まいし者が 其処で 君を待っている
現代詩の重鎮と言える立場にありながら、今なおアグレッシブさを失わない詩人・谷川俊太郎。その近刊『夜のミッキーマウス』に「なんでもおまんこ」と題する詩が収録されている。以下、引用してみよう。 「なんでもおまんこ」 なんでもおまんこなんだよ あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ やれたらやりてえんだよ おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな すっぱだかの巨人だよ でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな 空だって色っぽいよお 晴れてたって曇ってたってぞくぞくするぜ 空なんか抱いたらおれすぐいっちゃうよ どうにかしてくれよ そこに咲いてるその花とだってやりてえよ 形があれに似てるなんてそんなせこい話じゃねえよ 花ん中へ入っていきたくってしょうがねえよ あれだけ入れるんじゃねえよお ちっこくなってからだごとぐりぐり入っていくんだよお どこ行くと思う? わかるはずねえだろそんなこと
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