ラーメン・カレー・定食/6月既存店丸亀製麺17.9%増、王将フード9.5%増
2024年07月30日 10:00 / 月次
ラーメン・カレー・定食8社が発表した6月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺17.9%増、王将フードサービス9.5%増、リンガーハット12.7%増、ハイデイ日高13.0%増、幸楽苑16.8%増、いきなり!ステーキ6.7%増、壱番屋12.0%増、大戸屋16.4%増だった。
既存店売上高前年同月比 | 全店売上高前年同月比 | |
丸亀製麺 | 17.9%増 | ー |
王将フードサービス | 9.5%増 | 11.2%増 |
リンガーハット | 12.7%増 | ー |
ハイデイ日高 | 13.0%増 | 14.6%増 |
幸楽苑 | 16.8%増 | 5.6%増 |
いきなり!ステーキ | 6.7%増 | 0.6%増 |
壱番屋 | 12.0%増 | 11.0%増 |
大戸屋 | 16.4%増 | 16.5%増 |
■トリドールホールディングス(2024年3月期:売上高2319億円)
全業態既存店売上高17.7%増、全店19.9%増。
うち丸亀製麺は売上高17.9%増、客数6.6%増、客単価10.5%増。
出店5、退店0で丸亀製麺851店舗。海外事業869店舗、その他259店舗の計1979店舗。
■王将フードサービス(2024年3月期:1014億円)
既存店売上高77億500万円(9.5%増)、客数668万1000人(4.8%増)、客単価1153円(4.5%増)。
全店売上高80億100万円(11.2%増)、客数694万2000人(6.5%増)、客単価1152円(4.5%増)。
開店2、閉店2、店舗数729。
前年を上回る増収で、同月比過去最高売上を更新。FC店の売上高を加算したチェーン全店の売上高では、29カ月連続で同月比過去最高を更新している。
「餃子の王将をもっとおいしく challenge2024」を掲げ、主要商品のレシピ改良による、さらなる品質向上を行ったことに加えて、各種キャンペーン・テレビCMなどの販促施策が実を結んだ結果だと考えているという。
■リンガーハット(2024年2月期:402億円)
既存店売上高は12.2%増、客数1.7%増、客単価10.3%増。
うちリンガーハットは売上高12.7%増、客数1.1%増、客単価11.4%増。
浜かつは売上高10.4%増、客数5.8%増、客単価4.3%増。
全店売上高11.7%増、客数1.2%増、客単価10.4%増。
出店3、退店1。店舗数はリンガーハット565、浜かつ85、その他3、合計653店舗(国内FC店157店舗、海外10店舗を含む)。
■ハイデイ日高(2024年2月期:487億円)
既存店売上高13.0%増、客数10.6%増、客単価2.2%増。
全店売上高14.6%増、客数12.3%増、客単価2.1%増。
出店1、退店0、店舗数448(1店FCに移行。FC店は除外)。
■幸楽苑(2024年3月期:売上高268億円)
既存店売上高16.8%増、客数15.8%増、客単価0.8%増。
全店売上高5.6%増、客数6.3%増、客単価0.6%減。
■ペッパーフードサービス(2023年12月期:売上高145億円)
いきなり!ステーキの既存店売上高6.7%増、客数3.6%減、客単価10.7%増。
全店売上高0.6%増、客数9.0%減、客単価10.6%増。
レストラン事業の既存店売上高17.2%増、客数14.1%増、客単価2.8%増。
全店売上高41.5%減、客数27.3%減、客単価19.5%減。
■壱番屋(2024年2月期:売上高551億円)
既存店売上高12.0%増、客数6.2%増、客単価5.4%増。
全店売上高11.0%増、出店5、退店0、店舗数1463。
客数は、土・日が1日ずつ多い曜日まわりであったことや、全国放送のテレビ番組で「カレーハウスCoCo壱番屋」が紹介されたことなどで増加した。
客単価は、「配達代行・テークアウト」の価格改定効果が続き、「手仕込豚ヒレカツカレー」などの期間限定メニューの販売が好調で上昇している。
■大戸屋(2024年3月期:278億円)
既存店売上高16.4%増、客数8.2%増、客単価7.6%増。
全店売上高16.5%増、店舗数304(FC161)。
■ラーメン・カレー・定食の関連記事
ラーメン・カレー・定食/5月既存店丸亀製麺・王将フードともに5.5%増
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。