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*以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、本作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか
26日(日本時間27日)に米ハリウッドで開かれた米映画界の祭典、第89回アカデミー賞の授賞式で、貧しい黒人少年の成長を描いた「ムーンライト」に作品賞が贈られた。授賞の際、プレゼンターがいったん、対抗馬とみなされていたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」を作品賞と発表。受賞スピーチの途中で訂正が入るという極めて異例のハプニングも起きた。 AP通信などによると、プレゼンターを務めたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに、誤って主演女優賞の封筒が手渡されていたのがハプニングの原因だという。 「ムーンライト」は助演男優賞、脚色賞と合わせて3部門で受賞した。13部門14ノミネートされ、作品賞の受賞も有力視されていた「ラ・ラ・ランド」は、監督賞、主演女優賞、歌曲賞など6部門で受賞した。
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