アメリカのトランプ政権は、海外援助を管轄するUSAID=アメリカ国際開発庁の職員を大幅に削減することを決定し、27日、解雇を言い渡された職員らが荷物をまとめ、首都ワシントンにある本部の建物を次々と後にしました。 トランプ政権で支出の削減を進めるDOGE=「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏は、USAIDは「運用が不透明だ」などとして閉鎖が必要だという認識を示していて、AP通信によりますと、これまでにほとんどの職員が解雇か休職を言い渡されました。 そしてトランプ政権は、USAIDの職員に対し、それぞれ決められた時間に首都ワシントンにある本部を訪れて15分以内に自分の机を片づけて退去するよう指示し、27日、所持品を段ボールやカバンに詰めた職員らが建物を次々と後にしました。
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