明らかに、日々の情報の中で政治性は高まっていっている。 経済の話題は弱くなり政治の話に終始するようになっている。 これは、そもそもは資本主義が自分を延命させたことから始まっている。 90年頃、資本主義は危機に瀕していた、と思う。(日本でというだけではない。) 資本主義が生み出した製品が、人々の欲望を満たすことができないことが明らかになっていたからだ。(それなのにソ連は崩壊してしまった。) そうなると、資本主義的に作られた全ての仕組みが疑問に付されてしまう。 これは、かなり大事件だったはずだけど、それを乗り越える方法が発明されてしまった。 資本主義でないものはないので、虚無に直面するくらいなら、資本主義を延命させるために何をしても良くなった。 そして、答えは、株式市場や資本市場を評価軸として便利だから、すべての優位に置くということだった。 数値としての評価が向上するように全ての体制を作り替え