独創的な詩作や朗読パフォーマンスで国際的にも活躍した詩人の白石かずこ(しらいし・かずこ、本名=嘉寿子=かずこ)さんが6月14日、心不全のため東京都の自宅で死去した。93歳だった。告別式は親族で行う。喪主は夫、菱沼真彦氏。カナダ・バンクーバーで幼少期を過ごした。早稲田大在学中に第1詩集「卵のふる街」を発表。寺山修司らと交流を深め、

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独創的な詩作や朗読パフォーマンスで国際的にも活躍した詩人の白石かずこ(しらいし・かずこ、本名=嘉寿子=かずこ)さんが6月14日、心不全のため東京都の自宅で死去した。93歳だった。告別式は親族で行う。喪主は夫、菱沼真彦氏。カナダ・バンクーバーで幼少期を過ごした。早稲田大在学中に第1詩集「卵のふる街」を発表。寺山修司らと交流を深め、
画家のステラ・ビオラーノ氏による2009年の油絵『虹の橋』。「私の感じでは、『虹の橋』は広大で美しい場所、広く開かれていて混雑することなく、あらゆる生命が幸せに、永遠に生きられる場所につながっています。クライン=リーキーさんは、そんな希望のメッセージを作ってくれたのです」。ビオラーノ氏はそう話している。(PAINTING BY STELLA VIOLANO) ペットを亡くした経験がある人なら、『虹の橋』という詩を知っているかもしれない。動物たちの天国で愛するペットと再会する姿を詠んだ詩は、シンプルだが胸に響く内容になっている。この詩は、ペットを失った飼い主に向けて、動物病院から贈られたり、ソーシャルメディアのメッセージに掲載されたりしている。 たくさんの人々に感動を与えてきた『虹の橋』の作者はこれまで不明とされてきたが、今回、有力な手がかりが見つかった。英スコットランド在住の82歳の女性、
朝日新聞の詩歌コラム「折々のうた」で知られ、文学をはじめ音楽、演劇、美術など多彩な分野で評論活動を行った詩人で、文化勲章受章者の大岡信(おおおか・まこと)さんが5日午前10時27分、誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため静岡県三島市の病院で死去した。86歳だった。家族で密葬をし、後日お別れの会を開く予定。喪主は妻で劇作家の深瀬サキ(本名・大岡かね子)さん。 31年、歌人大岡博の長男として現在の静岡県三島市に生まれ、旧制沼津中在学中から詩を書き始めた。旧制一高を経て、東大国文学科在学中の51年、日野啓三らと同人誌「現代文学」を創刊。53年、読売新聞社に入社し、外報部勤務のかたわら詩作を続け、54年に谷川俊太郎さんや茨木のり子らの詩誌「櫂(かい)」に加わった。55年に「現代詩試論」を刊行し、批評家として頭角を現す一方、56年の第1詩集「記憶と現在」でみずみずしい作風が注目された。 63年に退社後、本格
「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」――。そう題した異色の「個展」が東京国立近代美術館で開催中だ。いま詩の世界で吉増ブームが起き、著書の刊行も相次ぐ。だが、その作品は難解で、2ミリ程度の極小文字を使うなど、判読不能な原稿もある。なぜ人気なのか。 詩人・吉増剛造、77歳。原稿用紙に2ミリ四方の極小文字や、文字をつなげた記号を刻む。上から赤や青、黄のインクを垂らす。個展でガラスケースに並ぶ原稿群は華やかな色彩を放つ。 現代詩の世界で、吉増は谷川俊太郎と双璧だ。若き日の代表作『黄金(おうごん)詩篇(しへん)』(1970年)では、宇宙的な時空を舞台に幻想的な世界を描き出した。 ぼくは/時間の大伽藍(だいがらん)をひとめぐりして/純金の笛になって帰還するよ だが年を重ねると共に表現は先鋭化する。最新詩集『怪物君』(2016年)では、例えばこんな一節。 アリス、アイリス、赤馬、赤城、/イシス、イシ、リス、
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