本当のところは、私も「秋田児童殺害事件」の後追いは、そろそろ終わりにして、ライブドアをネタに『大儲けした』(本人がそう言っている)村上ファンドのインサイダー取引や、日銀福井総裁の究極のインサイダー取引の問題を取り上げたいという心境である。
しかし、『朝ズバッ!』をはじめ、ニュースやニュースショーが、今朝も「秋田児童殺害事件」を、極めて一方的に(警察に踊らされて)“報道”しているのを見ては、放置できず、又また書くことにした。
今朝(6/19)の『朝ズバッ!』は、
さすがにサッカーでクロアチアと無得点ドローの話が中心で、
一部日銀福井総裁の究極のインサイダー取引の問題を伝えていた。
しかし、そのようなニュースの最後、8:15頃から10分弱、又また秋田児童殺害事件で、女性被疑者の『不可解な』行動を、繰り返していた。
そこで“新しい情報”として、伝えられたのは、
① 水死したとされる被疑者の娘さんに骨折の跡が見つかった。
② 女児の初七日に、寿司屋で『卵焼き寿司』と『いなり寿司』を10かんずつ、計千円で買った。
③ 初七日に来てくれた、同級生たちと遺影前で記念写真を撮った。
二番煎じ情報として
④ 殺害された男児とは別の子どもに「形見分けをしたい」と誘っていた
というものである。
まず、
① 水死したとされる被疑者の娘さんに骨折の跡が見つかった。
という情報であるが、骨折部位や状況も全く解らない(発表が無い)と断りながら、『死後の骨折らしい』そうすると、川を流れてきた可能性がある、しかし外傷がない。発見現場の近くから流れてきたのではないか?という勝手な推測(ゲスの勘ぐり)を行っている。 そして『不可解である』という論旨である。
何故、検視から随分経った今頃こういう“重要な”発表が行われたのか?
このこと、そものもに、警察による報道の誘導を感じざるを得ない。
部位や状況は明らかではないが、死後の骨折のように思われる。
と、言いながら、このコーナーの最後では、コメンテイターに、
『生前の骨折か、死後の骨折かも含め、詳細は全く解らない』と言わせているほどのいい加減な警察発表そのままの受け売りである。
② 女児の初七日に、寿司屋で『卵焼き寿司』と『いなり寿司』を10かんずつ、計千円(個数や金額を報道する意味がどこにあるのか?)で買った。
については、寿司屋のインタビューを紹介し、亡くなった女児が「好きだった、卵焼きをたくさん食べさせてあげたい」と被疑者が言っていたこと。
また、見るに見かねるほど「消沈していた」という状況を紹介していた。
この話のどこが不可解なのであろうか?
ところが、このことについて、みのもんた氏とは別の記者?が、「女児がなくなる前まではネグレクト(育児忌避)状態であったのに、亡くなってから急に親心を示しているのが不可解である」との論旨で、『不可解さ』を強調するという、ひどい誘導振りであった。
すでに何回か紹介したように、同局のレポーターが、被疑者が女児に対してネグレクト状態であったなどの、「ネガティブ情報を手繰ってゆくと、出所は1ヶ所に行き着く」と、その情報の信頼性に疑問を呈していたにも拘わらず、である。
③ 初七日に来てくれた、同級生たちと遺影前で記念写真を撮った。
という行動は、亡くなった女児の友達だった人たちの写真を遺児へのレクイエム(鎮魂)として残しておきたい、ということにすぎないのではないか?
④ に至っては論評するまでもない。すでに何回も放映された三番煎じである。
被疑者が犯人だという前提に立って、声を掛けられた子どもの親にインタビュー。
匿名で(声を変えて)登場させ、「もしかすると(殺されたのは)自分の子どもだったかもしれない」という“恐怖感”を演出している。
この数日、警察のほうも行き詰っている様子が垣間見られるのに、こうも警察発表垂れ流しを継続するのか!? と思うと、それこそやり切れない。
秋田小1児童殺害事件-20 【連載第1回目から読む】
前のページ(19)へ 次のページ(21)へ
しかし、『朝ズバッ!』をはじめ、ニュースやニュースショーが、今朝も「秋田児童殺害事件」を、極めて一方的に(警察に踊らされて)“報道”しているのを見ては、放置できず、又また書くことにした。
今朝(6/19)の『朝ズバッ!』は、
さすがにサッカーでクロアチアと無得点ドローの話が中心で、
一部日銀福井総裁の究極のインサイダー取引の問題を伝えていた。
しかし、そのようなニュースの最後、8:15頃から10分弱、又また秋田児童殺害事件で、女性被疑者の『不可解な』行動を、繰り返していた。
そこで“新しい情報”として、伝えられたのは、
① 水死したとされる被疑者の娘さんに骨折の跡が見つかった。
② 女児の初七日に、寿司屋で『卵焼き寿司』と『いなり寿司』を10かんずつ、計千円で買った。
③ 初七日に来てくれた、同級生たちと遺影前で記念写真を撮った。
二番煎じ情報として
④ 殺害された男児とは別の子どもに「形見分けをしたい」と誘っていた
というものである。
まず、
① 水死したとされる被疑者の娘さんに骨折の跡が見つかった。
という情報であるが、骨折部位や状況も全く解らない(発表が無い)と断りながら、『死後の骨折らしい』そうすると、川を流れてきた可能性がある、しかし外傷がない。発見現場の近くから流れてきたのではないか?という勝手な推測(ゲスの勘ぐり)を行っている。 そして『不可解である』という論旨である。
何故、検視から随分経った今頃こういう“重要な”発表が行われたのか?
このこと、そものもに、警察による報道の誘導を感じざるを得ない。
部位や状況は明らかではないが、死後の骨折のように思われる。
と、言いながら、このコーナーの最後では、コメンテイターに、
『生前の骨折か、死後の骨折かも含め、詳細は全く解らない』と言わせているほどのいい加減な警察発表そのままの受け売りである。
② 女児の初七日に、寿司屋で『卵焼き寿司』と『いなり寿司』を10かんずつ、計千円(個数や金額を報道する意味がどこにあるのか?)で買った。
については、寿司屋のインタビューを紹介し、亡くなった女児が「好きだった、卵焼きをたくさん食べさせてあげたい」と被疑者が言っていたこと。
また、見るに見かねるほど「消沈していた」という状況を紹介していた。
この話のどこが不可解なのであろうか?
ところが、このことについて、みのもんた氏とは別の記者?が、「女児がなくなる前まではネグレクト(育児忌避)状態であったのに、亡くなってから急に親心を示しているのが不可解である」との論旨で、『不可解さ』を強調するという、ひどい誘導振りであった。
すでに何回か紹介したように、同局のレポーターが、被疑者が女児に対してネグレクト状態であったなどの、「ネガティブ情報を手繰ってゆくと、出所は1ヶ所に行き着く」と、その情報の信頼性に疑問を呈していたにも拘わらず、である。
③ 初七日に来てくれた、同級生たちと遺影前で記念写真を撮った。
という行動は、亡くなった女児の友達だった人たちの写真を遺児へのレクイエム(鎮魂)として残しておきたい、ということにすぎないのではないか?
④ に至っては論評するまでもない。すでに何回も放映された三番煎じである。
被疑者が犯人だという前提に立って、声を掛けられた子どもの親にインタビュー。
匿名で(声を変えて)登場させ、「もしかすると(殺されたのは)自分の子どもだったかもしれない」という“恐怖感”を演出している。
この数日、警察のほうも行き詰っている様子が垣間見られるのに、こうも警察発表垂れ流しを継続するのか!? と思うと、それこそやり切れない。
秋田小1児童殺害事件-20 【連載第1回目から読む】
前のページ(19)へ 次のページ(21)へ
段落内は、改行せず、ベタに書いて頂いた方がよいようです。
さて、
コメンテイターと称している輩の多くは、素人意見と何も変わらない、いい加減な発言をしています。
『そんな事、したり顔で教えてもらわなくても素人が考えても解るでしょう』 というような内容を、したり顔で語っているのがこの人種です。
それと、私も8時前には通勤に出るので、通勤途上は携帯ラジオでTVの音だけ聞いています。 ですので、映像で判断できず、音声での説明だけを聞いて書いているのです。
さて、本当に福井日銀総裁問題なんか連載でやりたいのですが、この事件での馬鹿な報道に反論しなければならず、思うようにならないのでイライラします。
映画レビューも演劇レビューも棚上げになっています。
JUNSKY
私も、この事件の異様な強引さに、怒りと怖さを感じている一人です。早朝からの任意の取調べの後、深夜になって死体遺棄容疑だけを自供したと聞いた瞬間に、なぜか『もしかして冤罪?』と疑いの気持ちが湧いてきたので、その後、気にしながら報道や、世論(?)の流れを見ていくにつれ・・・というか新しい情報が出る度に、マジで冤罪かも・・という確信が強まっていきました。
供述に関しては、典型的な警察の誘導(捏造)パターンですよね。可能性のある証拠は多分一つもないのでしょう。
被疑者が否認し続けられれば、証拠不十分で、立件出来ないという可能性も、本来はありですが、実際にはあり得ないというのが現実だということもわかっっているので、胸が痛いです。
冤罪で起訴されてしまうと、圧倒的に有罪となり、たとえ後から真犯人が出てきた場合ですら、汚名を晴らす事は出来ないということも、さらに信じたくないけど、日本の現状ですものね。
連日、こんなに明らかな警察とマスコミの犯罪行為を、疑いもせず、狂喜乱舞で犯人扱い、犯人たたきをしているこの国へ絶望感と、わかっているのに何もできない自分の非力さへの、無力感で、夜もよく眠れず、すっかりまいっていました。
ひとり歯軋りしてる間に、着々と彼女は、極悪犯へと仕立てあげられていく・・・自分が病気になっちゃいそうでした。
そんな時に、やっとこちらのブログに出会いました。
ああ、ちゃんと普通に当たり前に分析してる人も、ちゃんといるんだ!と知って少しだけ元気になりました。
えーと、思い切って投稿してみた理由は、この事件の話は、疲れるし、記事を書かれるのも大変だとは思いますが、ぜひぜひもう少し続けていただけないかな~と・・・・
そろそろ都合の悪い状況も出始め、マスコミもきっとなにげにフェイドアウトしていき、なんとなくうやむやに、冤罪成立。
その後、いつものように風化してしまう事件なのかもしれませんが・・・とりあえず今は未だ殺害の逮捕状も出ていない状況。
たった一人で、たたかってる被疑者をウォッチする目が一つでも多くあったらいいな~と思ってしまうのです。私のように今頃こちらにたどり着く人間もいるのですから・・
開設者さまや、こちらにいらしてる方々のように、冷静で、合理的な分析、ご意見に出会える可能性が、誰にでもあるというのが、インターネットの効能なのだと、すごく実感・感動したもので。
勝手なお願いですが、せめて逮捕か、起訴まで追いかけていただきたいな~・・・と。どうぞよろしくお願いします。
パソコン初心者なもので、拙文(拙投稿?)お許しください。
(開設者様、本来私が申し上げる言葉ではありませんね。ごめんなさい。)
「私も同感!」こんな一言でもいいですよ。この場をお借りして冷静な目を広められればと思う次第です。
こんな文章しかかけない私でも、まか不思議な報道内容に我慢できなくて投稿させていただいています。
書き直して頂いて結構ですよ。ついでに新しい内容も書き加えてください。
書き直し投稿確認後、前の分は消します。
********************
kitsune さま
たどり着いて頂き、ありがとうございます。
他にも、ようやく『ここ』 にたどり着いたと言う方は、大勢いらっしゃるようです。
一時は、一日のべ千アクセスを超えた時もあり、書いた甲斐があったと思っていてのですが、今もたどり着いてくださる方が居るとなると、もう少し続けなければなりませんね。
このブログでは被疑者名を出していないので、検索には引っ掛かりにくいという声もありました。 またgooのRSSリーダーという記事を自動収集するソフトでは、今も【秋田小1児童殺害】では検索できないように設定されているらしいので、見つけにくかったのは確かかもしれません。
今後とも、よろしくお願いします。
Kitsuneさんもブログを作って声を上げてください。
右コラムの一番上にある「gooブログ・トップ」をクリックすると、ブログ開設の案内があると思います。 無料です。
***************
疑問に思うのはその先生にしても現在の川の水量を見て物を言っていたことです。娘さんが亡くなったのは4月の初め。今年は全国的に積雪量も多く、春になっても気温は低かった。新潟に住む知人なども今年は季節が半月は遅れていると便りを寄こしたが、あの地方でも雪融けは遅れていたという。あの頃は川の水量もせいぜい20センチ程度しかなかったと、以前にはテレビでも言っていたはずで、当時でさえ、画面に映る川は今よりは流量が少なそうだった。それなのに梅雨の現在の川を見て「流されても不思議ではない」とあえて専門家に言わせるのは、やはり意図的なものを感じます。
今日は今日で、亡くなった娘さんの「手が白かった」という証言だけをもとに同じ専門家に「お風呂に入ったときのように手がふやけたのかも」何時間も水に浸かっていた可能性があると言わせていました。
どうしても、事故にしてしまいたいようです。
> 開設者様
> 今もたどり着いてくださる方が居るとなると、もう少し続けなければなりませんね。
本当にご苦労様です。私もこの事件のについての投稿はもうやめようと何度も思ったのですが、あまりにおかしな報道ばかりしてくれるので、一言、言いたくなってしまって困っています。
以前からブログの開設も考えていたので、いっそこの事件をきっかけに・・・と思わなくもないのですが、まだ少し覚悟が出来ていません。もし、作ったら、その時はお知らせします。
覚悟をお決めになって、ブログが開通することに期待します。
私も開設するにあたっては、さぞ 「ゴミメール」 や 「ジャンク投稿」 に悩まされるだろうと思っていましたが、これだけ、マスメディアの動きに声を上げても、皆さんのような激励こそあれ、ためにする批判や罵倒や嫌がらせは全くありません。
みなさん結構良識をもっていらっしゃるようです。
この連載の最初の頃は、マスコミ報道を踏襲している意見を書いているブログに、結構コメントやTBしていたんですが、それでも「考え直してみました」という意見はありましたが、反論はありませんでした。