2024-12-30

両親がなくなって1年がたった

静けさの始まり

両親がなくなって1年がたった。あの頃を振り返ると、最初に感じたのは妙な静けさだった。周りは悲しいとかつらいとか言ってたけど、正直なところ、俺はあんまり実感が湧かなかった。あいつらがいなくなった瞬間、なんか肩の荷が降りたというか、むしろホッとしてたくらいだったんだよね。

けど、親戚とか周りの人間は違った。「大丈夫?」とか「何かあったらすぐ言ってね」っていうセリフを何度聞いたかからない。もちろん表面上は「ありがとうございます」なんて適当に言ってたけど、本音では「ほっといてくれ」ってずっと思ってた。

勝手な同情

時間がたっても周りの態度は変わらなかった。「1年たったけど、まだつらいでしょ」とか言ってきたりして、こっちの気持ち勝手に決めつけてくるのが本当にウザい。いやいや、悲しんでるのはそっちでしょって。俺はあいつらがいなくなったおかげで、やっと自分時間が持てるようになったんだよ。

家に帰っても文句も嫌味も飛んでこないし、静かで快適。それなのに「悲しみから立ち直れてないかも」なんて言われるの、本当に理解できない。親戚とかが「ご両親が生きてたら…」なんてしんみりするたびに、心の中で「いや、別に戻ってこなくていいから」ってツッコんでるわ。

害獣のいない世界

あいつら、俺の中ではもはや害獣だったんだよね。いっつも文句ばっかりで自由なんてなくて、ストレスまりっぱなしだった。そんなのがいなくなったんだから、そりゃあ静かで平和になるに決まってる。なのに、周りは「まだ気持ちの整理がつかないんじゃないか」とか余計なお世話を焼いてくる。

正直、いなくなってくれてありがとうって感じだよ。もう1年もたったんだから、いい加減周りもその事実を受け入れてほしい。俺はあいつらのいない生活満喫してるし、これからもそうしていくつもりなんだからさ。

放っといてくれ

この1年で一番学んだことは、周りの人間勝手自分気持ちを決めつけるのがどれだけ面倒くさいかってことだ。親戚が心配してくれるのはありがたい部分もあるけど、さすがにしつこすぎる。「何か相談したいことない?」とか、もう何十回聞かれたか覚えてない。

正直なところ、もう俺のことは放っといてほしい。俺は静かで快適な生活を楽しんでるし、これからもそれでいい。両親がいなくなってよかったなんて口に出したら怒られるかもしれないけど、これが俺の本音だ。黙って自分人生楽しむから、余計なことは言わないでほしいって思うんだよな。

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