顔がこわい――。自民党の大島理森幹事長が3日、党本部で若手と懇談して党再生策を尋ねたところ、面と向かって思わぬ批判を向けられた。 「幹事長の顔が怖すぎる。ちょっと演技がかっていて信頼感を失うので直してもらいたい」と迫ったのは、当選2回の平将明氏。大島氏は「気をつける」と素直に応じ、終了後に記者団にも「これからは笑顔でいないと。何でも言えるってことが大事」と笑顔を振りまいたが、周辺は「しばらく慰めなければ……」。 このほか若手からは「首相経験者は引退すべきだ」「執行部は党支持者や自分の後援会にしか触れていない」との不満も噴出した。(蔭西晴子)