県は25日、越谷レイクタウン(越谷市)にある「大相模調節池」の愛称が「Sakura Lake(サクラレイク)」に決まったと発表した。県が命名権(ネーミングライツ)を公募、池隣接の大型店「イオンレイクタウン」を運営するイオンモール(千葉市)が命名権者になった。 2014年に整備され、レイクタウンの名前の由来となった大相模調節池は周囲5・7キロ、面積は39・5ヘクタール。大雨の際には120万立方メートル(25メートルプール約4000杯分)の水を元荒川から引き込んで池にため、浸水被害が広がるのを防ぐ。普段は周辺の一部が開放され市民の憩いの場になっている。 レイクタウンが開発される前、周辺は一面の水田で水路沿いに「思川桜(おもいがわざくら)」の並木があった。イオンモールによると、レイクタウン開発時に一部が保存され、現在も市民に親しまれていることから、思川桜のように多くの人に愛されるよう命名したとい
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