マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が、ロボット税の導入を主張したことに対して、米ボストン大学の経済学者ジェームズ・ベッセン(James Bessen)氏が反論した。 ベッセン氏はボストン大学法学部教授で、技術革新と特許に関する研究者として知られている。ソフトウェア開発者としては、「ベストインフォ」というソフトウェア企業を創業し、1993年にインターグラフに売却。「特許の失敗(Patent Failure)」などの著者として知られ、ホワイトハウスや連邦取引委員会(FTC)など、米国政府が政策を発表する際には、その著作がたびたび引用されている。 そんなベッセン氏は26日、米経済専門メディア「フォーチュン」に寄稿。ロボットによる自動化が雇用を奪うとしたビル・ゲイツ氏の主張に一部反論した。ベッセン氏は、ここ数十年、製造業の自動化で雇用が消えたのは正しいと、ゲイツ氏の主張を認めている。例えば、19
