Published 2018/01/22 06:04 (JST) Updated 2018/12/10 13:53 (JST) 【時代の正体取材班=石橋 学】在日コリアンに対するヘイトスピーチを繰り返す極右活動家らの街宣が中止になった21日、開催が予告されていたJR川崎駅前に「勝利宣言」が響いた。「市民の怒りが断念に追い込んだ」。市民約100人が駅頭で差別を許さない意思をあらためて表明。当たり前にあるべき安寧をかみしめ、差別根絶への道筋を見据えた。 道行く人に手渡すチラシに「私たちの力でヘイトスピーチを止めました」「勝利」の文字が躍る。「人権被害を未然に防いだ。差別を許さない市民の輪の広がりを実感している」。マイクを握る「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」の三浦知人事務局長が力を込めた。「市民として誇らしい」 ヘイト街宣の中止がネットで告知されたのは19日。抗議の声がツ
