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「君の知りたいことはこの本に全部書いてあるよ」と言いたくなる本がたまにある。本書「心理学で何がわかるか(村上宣寛)」(参照)がそれだ。「ほんとか?」と思うなら、本書「はじめに」にある、次の11項目についての考えを聞かせてもらいたい。 ・ 兄は兄らしい性格、妹は妹らしい性格になる。 ・ 親の育児態度は性格や気質に永続的な影響を与える。 ・ 乳幼児は他人の心が理解できない。 ・ 自由意志は存在する。 ・ 幽体離脱体験は本当だ。 ・ 乳幼児は長期間、物事を記憶できない。 ・ 記憶力は鍛えれば強くなる。 ・ 女性の理想の相手は、自分をもっとも愛してくれる人である。 ・ トラウマは抑圧される。 ・ 暴力的映像は暴力を助長する。 ・ うつ病の治療には薬物療法が効果的である。 見るなり、それはないでしょと思う項目が多いかもしれないが、もしかして、一つでも、それはあるかもと思った項目があっただろうか。 著
世間にあふれる自己啓発本で書かれている内容、例えば、マイナス思考はやめてポジティブ・シンキングにしようとか、成功するためには成功したイメージを思い描こうとか、そういう話は本当なんだろうか? 本当ってどういうこと? そういう自己啓発の要点について科学的に実験してみたら妥当性がわかるんじゃないか? ということで、その観点から既存の各種心理学的・社会学な実験論文をまとめたところ、自己啓発本のエッセンスの大半が、ハズレです、というのがわかる痛快な本だ。つまり、ポジティブ・シンキングしても事態は改善しないし、成功した自分をイメージしても成功しない。それどころか、逆効果のようだ。 本書の目次を見ても自己啓発本の要点がスパスパと切られていくのがわかる。自己啓発はあなたを不幸にする、面接マニュアルは役立たず、イメージトレーニングは逆効果、創造力向上ノウハウはまちがいだらけ、婚活サイトに騙されるな、ストレス
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