システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

(2023.3.11) 石川県立図書館、見学

2023-03-12 21:14:42 | イベント参加
同志社の同窓生が段取りしてくださり、なんと館長の田村先生の案内で、新しくオープンした石川県立図書館を見学させていただくことができました。

参考になった話は大変多いですが、いくつかメモしておきます。

・音は完全許容(良識の範囲で)。そのクレームも受けない。特別支援の生徒も来れる。ピアノ等々も、音を出す意識で(そうしないと静かになってしまう懸念)。

*この点は、個人的に一番感心しました。自分自身の利用シーンを想像したり、集中して勉強している人たち(結構おられました)を考慮すると、静かな場所が望まれると思ってます、はい。
けど、そういう場所ではない、本との出会い、人が集まる場所、というコンセプトでしょうか(見てませんが、サイレント場所もあるとか)。

・丸いデザインの面白さ。長方形の機能性だけでなく。

・吹き抜けコーナーのテーマ分けは、職員たちが議論して決めたとか。書籍の(凝った)展示も職員による。

・県立の機能をどう考えるか。既存コンセプトなら人は来ない。遠隔地サービスもしてる。

・吹き抜けの空調効率、なんとかなってる。
・吹き抜けの音の響き。色々計算して、意外に響かない。天井の一部スケスケも響きを抑えるためとか。

・子どもコーナー、前からあった。市立の子ども図書館と住み分け。

・400台が満車になることも。観光バス用駐車場も。

ついでながら、
・カフェはおいしそうだった。ここで昼ご飯にしてもよかった(当日の土曜・午後3時台は、常に数名が注文の列に並んでいるようでした)。

*参考
・石川県立図書館のリニューアルオープンについて(石川県県民文化スポーツ部文化振興課・嘉門佳顕(かもんよしたか))カレントアウェアネス-E
No.444 2022.09.29
https://current.ndl.go.jp/e2540
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