この連載では、Javaのデータベース・アクセスAPIである「JDBC」の機能を、サンプルコードを交えて解説していきます。また、J2EEにおけるJDBCの位置付けや、JDBCを利用するさまざまなテクノロジについても解説していく予定です。前提知識としては、Javaとリレーショナル・データベースに関するベーシックな知識があれば十分です。 第2回「JDBCによるDBへの接続と検索の実行」では、select文の実行を、そして第3回「JDBCによる更新処理の実行」では、DDL文やDML文の実行を取り上げました。第4回の今回は、SQL文をプリコンパイルするプリペアド・ステートメントの利用方法、そして、ストアド・プロシージャの実行方法を紹介しましょう。 プリペアド・ステートメントを利用する プリペアド・ステートメントとは ここでは、SQL文をプリコンパイルするために使用するプリペアド・ステートメントについ
