原発15%時も直接処分が割安=核燃サイクル−原子力小委 原発15%時も直接処分が割安=核燃サイクル−原子力小委 使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」の在り方を検討している国の原子力委員会の小委員会は8日、2030年の原発依存度が15%の場合も、核燃料を再利用せず地中に埋め捨てる「直接処分」の総費用が10兆9000億〜11兆6000億円となり、「核燃料サイクル」で再利用した場合の14兆4000億円より割安になるとの試算を示した。 原発依存度15%は稼働40年で原子炉を廃炉にし、原発を新設しない場合を想定。総合資源エネルギー調査会の委員会が将来の電源構成比を検討する選択肢に依存度15%を加えたため、原子力委小委も対応する費用を試算した。 小委はまた、これまで試算した原発依存度0%、20%、35%のケースも改めて精査。30年までに発生する使用済み燃料の最終処分までに要する総費用は、い