はてなキーワード: MA米とは
切実なことなので。
やたらと煽っておりますが、短期取引市場ではなく通年で取引されている価格では5kg2500円ほどですので、関税かかって無くても輸入米の方が高いんですね。短期市場の投機的値上がりを基準に煽ったところでせんない話
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.dailyshincho.jp/article/2025/02100603/
こういう嘘つくの本当にやめてください、こんな詭弁を信じて日本の米に競争力があると誤解する人が増えたら大迷惑です。
政府は77万トンのMA米のうち主食用に10万トンの枠を年4回入札にかけています、これがSBS米といわれている上の「輸入米」にあたるものでしょう。
SBS米に「関税」はかからないものの、実質的な関税であるマークアップが徴収される仕組みになっています。
政府買入価格と政府売渡価格との差額「マークアップ」(関税相当額)が、国の収入になるため、このマークアップが高い順に落札されていく。ただし政府買入価格と政府売渡価格にも、それぞれ上下限価格がある(いずれも非公表)ため、この予定価格帯内に売・買とも入り、なおかつマークアップが高くなければ落札できないという仕組みになっている。
WTOで約束したマークアップの上限がkg292円ですが、直近は上限ですべて落札されている状況です。
本当に関税や関税に相当するものがなかったらどうなるか、改めて言うまでもないでしょう。
米農家は儲かっておらず先行きも暗いですが、守られていますし守られていたからこそなんとかやってこれたのです。
そこを履き違えると皆が不幸になるだけだと思います。
切実なことなので。
やたらと煽っておりますが、短期取引市場ではなく通年で取引されている価格では5kg2500円ほどですので、関税かかって無くても輸入米の方が高いんですね。短期市場の投機的値上がりを基準に煽ったところでせんない話
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.dailyshincho.jp/article/2025/02100603/
こういう嘘つくの本当にやめてください、こんな詭弁を信じて日本の米に競争力があると誤解する人が増えたら大迷惑です。
政府は77万トンのMA米のうち主食用に10万トンの枠を年4回入札にかけています、これがSBS米いわれており上の「輸入米」にあたるものでしょう。
SBS米には「関税」はかからないものの、実質的な関税であるマークアップが徴収される仕組みになっています。
政府買入価格と政府売渡価格との差額「マークアップ」(関税相当額)が、国の収入になるため、このマークアップが高い順に落札されていく。ただし政府買入価格と政府売渡価格にも、それぞれ上下限価格がある(いずれも非公表)ため、この予定価格帯内に売・買とも入り、なおかつマークアップが高くなければ落札できないという仕組みになっている。
WTOで約束したマークアップの上限がkg292円ですが、直近は上限ですべて落札されている状況です。
本当に関税や関税に相当するものがなかったらどうなるか、改めて言うまでもないでしょう。
米農家は儲かっておらず先行きも暗いですが、守られていますし守られていたからこそなんとかやってこれたのです。
そこを履き違えると皆が不幸になるだけだと思います。
米価が上がってこんなデマを目するようになった。
輸入米は関税がかかっても日本の米より安い!だから日本の米価は異常に高い!!利権だ利権だ!!!
間違ったコメントのイメージ
これは間違いで
以下に解説しよう。
国産の安いブレンド米が1kgあたり500円程度。仮に最終小売価格だけで考えたとしても、これより安いというと1㎏辺り150円になってしまうという時点で何かがおかしいと気づいてほしいものだが、今市場で出回っている米には、ほぼ関税がかかてっていない。
なぜかというと、非関税枠があるから。これをミニマムアクセス枠という。
これは、ウルグアイラウンドでの交渉の結果設けられたもので、コメの関税を維持する代わりに、一定量を無税で義務的に輸入するとい制度だ。
政府はこれを「加工用や飼料用として使う」として一般には流通しないのだ、と説明してきたが、実はさらにこの中にSBS輸入米という分類がある。
このSBS輸入米というのは、要するにそのミニマムアクセス枠のなかで、一般に流通させることのできる米を非課税で輸入できる制度である。(一応有名無実の「業務用に限る」という規制はある)
今国内で出回っている輸入米のほとんどはこのSBS輸入米なので、関税はかかっていないのだ。
また、外国産の米は日本の米より高い。例えばよく言われるカリフォルニア米の落札実績では、1㎏あたり250円ほどになる。
同じ条件で日本は170円ほどになるのでカリフォルニア産のコメは価格競争力はない。ところがアメリカから要求される義務枠があるため、政府はこの高い米をずっと買っている。
タイ米などはさすがに日本米よりは安いが、種類が全く異なるので主食用にはならない。
さて、こうして購入されたミニマムアクセス枠の米は、通常、国内の市場に影響を与えないため、という名目で一般市場には流れず、加工用や飼料用として流通する。
この時の価格は入札によって決まるのだが、この価格はすでに輸入価格よりも安いのである。毎年数百億円規模の逆ザヤになっており、赤字である。
この数百億円は実質的な補助金として作用していて、輸入の加工用米が安いという状況を作っている。
最近この輸入米の入札に参加する企業が増えて、MA米の落札価格が上がっている。国内加工用の米も値上がりしているから補助金付きのMA米を検討する業者が増えたからだ。
結果、最近、国産の加工用米よりもMA米の落札価格が高くなるという現象が発生している。
国産の加工用米、飼料用米は国から補助金が出ている代わりに加工用飼料用以外で流通させることが禁じられているという米なのだが、それに対してMA米のほうが高くなったのである。
それでなぜMA米が売れるかというと、国産の加工用米も減っており不足しているということ。
そして、特に今までMA米を利用してきた企業では、加工や生産のレシピが輸入米を前提にしているため、国産の加工米で簡単に代替できないからである。
タイ米系統の品種は1㎏あたり35円くらい、カリフォルニア米、台湾米も、1kgあたり600円くらい。無関税でだ。