ビッグデータや非構造データの利用が拡大すると共に、KVS(Key Value Store)の需要はますます高まっている。分散型データベース/ストレージ製品「Riak」を提供している米バショー・テクノロジーズ(以下、バショー)のCEOのアダム・レイ(Adam Wray)氏に最新動向を聞いた。 クラウドストレージからKVSへとニーズが移る 2008年設立のバショーは、オープンソースのKVSである「Riak」の開発を手がけるベンダー。共通のエンジンを用いて、商用版のKVSである「Riak Enterprise」と、S3互換のクラウドストレージプラットフォーム「Riak CS(Cloud Storage)」を展開している。2012年にはIDCフロンティアと資本提携を結び、同年にIDCフロンティアはRiak CSベースのオブジェクトストレージサービスをスタートしている。 米バショーCEOのアダム・レ
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