NHKは1日、記者が作成したインタビューの取材メモなどがインターネット上に流出したと発表した。子会社が契約する30代の派遣スタッフが、流出させたことを認めたという。NHKはインタビューの相手に謝罪したとしている。派遣スタッフは、テロップや字幕の制作などに携わっており、局内の端末に登録された企画案や取材メモを閲覧できる立場だった。端末から印刷して外部に持ち出したという。NHKの内部調査に「興味本

くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
ツイートは台風19号が直撃する1日前、10月11日のものだ。 千葉県鋸南町への取材でNHKが3台のタクシーを貸し切ってしまったため、大原駅(JR外房線、いすみ鉄道)前には1台もいなくなり、生活の足として利用しているお年寄りが困っている、という趣旨になっている。 鋸南町とは、台風15号で大きな被害を受けた町だ。「大原駅」のある千葉県いすみ市は距離がある。外房線と内房線を乗り継ぐと2時間弱。車でも1時間半ほどの場所だ。 投稿者は別のツイートで、実際にお年寄りから話を聞いたと述べている。その上で「自社の車で取材に向かって欲しい」と苦言を呈した。 このツイートは1万4000件以上リツイートされ、ネット上で大きく拡散。「被災地の方を困らせるのは如何なもの」「ボランティアだって自己完結でやってるのに」「何がジャーナリズムだ」などと、NHKを批判する声が溢れている。 実際のタクシー利用は…? ツイート内
女子テニスの大坂なおみ選手の元コーチが、「賞金の20%を永久に受け取る契約を結んだ」として、大坂選手らを訴えていた問題で、アメリカ・フロリダ州の裁判所が9月13日(現地時間)、元コーチのクリストフ・ジーン氏の訴えを棄却した。 現地の専門メディアによると、デイビッド・A・ヘイムズ裁判官は「未成年者との契約には法的拘束力がなく、当時未成年だった大坂なおみ選手と姉のまり選手は、契約を否定している」として、ジーン氏の主張する契約には強制力がないと認定した。
京アニ放火殺人の「実名報道」に「世論」という壁(1/2) 四十九日を迎えた、京アニ事件35名の犠牲者。戦後最悪の放火殺人の衝撃は、その報道のあり方にまで前代未聞の展開を引き起こしている。重大事件では大前提のはずの犠牲者「実名報道」の原則が、「世論の壁」によって曲がり角を迎えようとしているのだ。 *** 毎年9月11日。同時多発テロで2977名の命が奪われたNYのグラウンド・ゼロでは追悼集会が開かれる。そこでは遺族代表によってすべての犠牲者の名前が読み上げられるのが通例。すべてを読み上げるのに3時間以上はかかるが、参列者のある者は目を瞑り、ある者は前を見つめてその「名前」に耳を傾けている。... 記事全文を読む
公正取引委員会が「新しい地図」の3人の民放出演に対してジャニーズ事務所が圧力をかけていたという報道が出ています。 www3.nhk.or.jp 今回公正取引委員会がジャニーズ事務所に行ったのは「注意」。 「注意」とはどういうものかというと下記のページのQ27にあります。 www.jftc.go.jp また,排除措置命令等の法的措置を採るに足る証拠が得られなかった場合であっても,違反するおそれがある行為があるときは,関係事業者等に対して「警告」を行い,その行為を取りやめること等を指示しています。 さらに,違反行為の存在を疑うに足る証拠が得られないが,違反につながるおそれがある行為がみられたときには,未然防止を図る観点から「注意」を行っています。 これを読むと今回の件は具体的にジャニーズ事務所が各民放に具体的な妨害行為(違反行為)をしたという証拠は得られなかったが、『違反につながるおそれがある
東京・池袋で母子2人が死亡した交通事故で、暴走した車を運転していた87歳の男性を「逮捕しろ」という声が、ネット上では今なお止まない。 発生直後は、男性自身もケガをして入院したので、現行犯逮捕できる状況ではなかった。退院後、警察は任意で聴取を始めている。逮捕されていなくても、被疑者としての取り調べであることは疑いようもない。 年齢や退院時のおぼつかない足取りなどを見ても、逃亡のおそれはまずないという判断が間違っているとは思えない。また、警察はすでに現場検証を行い、関連車両のドライブレコーダーや周囲の監視カメラ映像などを集めるなど、さまざまな客観的証拠や目撃証言などを収集しているはずだから、罪証隠滅の恐れも低いと判断したのも、間違ってはいないだろう。 逮捕は懲罰の先取りではない そもそも逮捕は、被疑者が逃げたり証拠を隠滅したりして、適正な捜査・立件の妨げになることを防ぐためのもので、懲罰の先取
NGT48・山口真帆(23)に対する暴行事件で、デイリー新潮は5月17日までに、事件当日の“録音データ”に関する内部文書を入手した。 *** 暴行事件の直後から、犯人たちは山口に謝罪を繰り返していた。その場で話し合いが持たれることになり、山口や男たちは近くの公園に移動。その時点から会話が録音されていた。第三者委員会が3月18日に発表した調査報告書にも、《本件事件に関しては、複数の録音データ(いずれも事件当日のもの)が存在する》とある。 今回入手した内部文書は、この録音データを文字起ししたものだ。文書に記されている各人の会話と、調査報告書で引用されている文言を付き合わせると、完全に一致した。こうしたことなどから、デイリー新潮は入手した内部文書の信憑性は極めて高いと判断した。 改めて事件を振り返ろう。調査報告書では、暴行事件で逮捕された男2人を甲と乙、事件に関与し、事件直後に甲と乙に合流した3
愛知への外国人観光客は「みそカツ」と「岐阜」に魅せられている? 愛知県が行った調査で、こんな実態が浮かび上がった。リピーターの増加で、日本を再訪した外国人が「未体験」のものを探した結果、みそカツや岐阜を選んだとみられる。 調査は、中部空港からの出発便で出国する外国人旅行者への聞き取りで実施。2015年度に開始し、4回目となる18年度は昨年11~12月に行った。1058人が回答した。 県内で飲食したものへの問い(複数回答)で、みそカツは、手羽先に次ぐ2位にランクイン。年度によって質問項目に違いはあるが、過去の順位は15年度13位、16年度3位、17年度4位で、2位は初。回答者の国・地域別でみると、台湾と韓国、米州(米国とカナダ)、欧州で1位だった。 県の担当者は「みそ文化のない外国の方には、みそがべったりとのったみそカツは相当ハードルが高いはず。今回の結果はリピーターが『初めて』を求めたため
安倍総理大臣は、日本のコメや魚の魅力をテーマにした歌を動画投稿サイトなどで発信しているロックバンドのメンバーと総理大臣官邸で面会し「日本の食を世界の文化として音楽の力で広げてもらいたい」と激励しました メンバーの1人、大澤敦史さんは活動の経緯について「新潟県であゆの定食を食べた際、お米がおいしいことに気がつき、歌にしようと思った」と説明しました。 安倍総理大臣は「ユーチューブで600万回再生された発信力に期待している。日本の食を日本だけではなく世界の文化として、皆さんの音楽の力で広げてもらいたい」と激励しました。 面会のあと大澤さんは「われわれにできることは、おいしいものをどこかで食べて歌をつくることだと思うので、ますますおいしいもの探しに励みたい」と話していました。
懸念していたことが、実際に次々と起こっている。メンバーの山口真帆(23)が昨年12月、新潟市内の自宅で男性から暴行される被害を受け、今月18日の公演をもって卒業するという、異例の事態に追い込まれているNGT48。とりわけ、再出発を期するメンバーに対しての“風評被害”が、とどまるところを知らない。 【写真】やせ細った手、やつれた顔…一連の騒動で憔悴した山口真帆 7日には、メンバーの清司麗菜(せいじ・れいな、18)が、公式モバイルサイトの「フォトログ」で山口に対して触れた記事が削除された。これがさまざまな憶測を呼び、清司のSNSはあっという間に炎上。3月に行われたAKSの会見では直接指摘し、先日つづったコラムでも改めて触れた、NGTメンバーに対する「犯人探し」の動きは、日に日に苛烈さを増している。 今回、清司が触れた内容の是非は、少なくとも部外者には分からない。当該の投稿を削除したのはだれか、
4月19日に発生し、12人が死傷した東京・池袋の暴走事故から5日間で、読売新聞は読者から100件近いご意見を頂戴しました。その大部分は、事故の加害者である「旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長」の表記に関するご指摘でした。 なぜ「飯塚幸三容疑者」ではないのか? 最も多かったのはこうしたご質問でした。「2人も殺しているのだから容疑者ではないか」「(加害者が)入院して逮捕されていないからといって、この人がやったことに間違いないではないか」。このような内容です。 ちょっと回り道をしますが、読売新聞に「容疑者」が登場したのは30年前です。それまでは逮捕された人(法律用語では被疑者といいます)は呼び捨て、刑事裁判中の人には「被告」を付けていました。 1989年12月1日の読売新聞は<呼び捨てをやめます>と宣言し、容疑者を使い始めました。<刑事裁判の被告人に「被告」を付けながら、捜査中の被疑者を呼び捨
東京・池袋の横断歩道で母子が車にはねられ亡くなった事故の報道で、運転者の呼称をめぐり、議論がおきている。逮捕されれば容疑者とされるが、今回は任意捜査だったためメディアが肩書や「さん」付けで報じ、批判の対象になった。また、運転者が逮捕されていないことへの疑問の声もある。 事故は19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で発生。旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(87)が運転する乗用車が、赤信号の交差点二つを含む区間を暴走し、通行人らをはね、ごみ収集車に衝突。自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が死亡し、飯塚元院長と同乗の妻を含む10人が重軽傷を負った。 捜査関係者によると、飯塚元院長は胸の骨折などのけがを負い、警察官が到着した際には救急搬送を待っている状態で、そのまま入院した。このため警視庁は現行犯逮捕せず、任意での捜査を続けている。 刑事訴訟法などで
カルロス・ゴーンさんが保釈されて親子ともども本当に良かったと思いましたが(それにしても拘置期間は長すぎるが)、その後のマスコミの報道姿勢が酷い。 以下、マスコミへの批判なので、お好きな人だけどうぞ。 今朝、スマートスピーカーで今日のニュースを聞いていたら、NHKがカルロス・ゴーンさんが保釈後に家族で公園を訪れた際に取材をして「ノーコメント」というコメントを取ったというのがありました。 まさかそんなくだらないことをしているのかと思って検索してみてら、NHK含めて主要テレビ局はほぼすべて同じことをしているみたい。 ※上はゴーン前会長 問いかけには「ノーコメント」 | NHKニュース(NHK)から ゴーン被告 公園を散歩 監視生活の“息抜き”? - FNN.jpプライムオンライン(フジ) 「ノーコメント」ゴーン被告 妻らと公園散策(テレビ朝日) ゴーン被告が外出 妻と娘と手つなぎ散歩|日テレNE
産経新聞大阪本社の男性記者が、紙面に掲載されていない原稿の下書きを去年、取材関係者に渡し、原稿の画像がインターネットの第三者のブログに掲載されていたことがわかりました。産経新聞社は「事実ではない情報を流出させたことを重く受け止め、関係者に深くおわびします」と話しています。 その後の取材で、原稿は内容が事実ではないと判断され、紙面には掲載されませんでしたが、去年12月になって、第三者が運営するインターネットのブログに画像が掲載されていたことがわかったということです。 このため、ブログの運営者に画像の削除を求めましたが、現在も削除されていないということです。 産経新聞社広報部は「記者倫理に反する行動により、事実ではない情報を流出させたことを重く受け止めており、関係者に深くおわびします。厳正に対処するとともに、改めて記者教育を徹底します」と話しています。
<おわびして訂正します> 11月22日に配信した「娘落第 寄付金3000万円返して-父が岩手医大を提訴」の記事で、「大学から『成績が悪かったのではなく、寄付金の振り込みが遅れたからだ』と指摘を受け」とあるのは、「次女が友人から聞いた話を基に、進級試験で不合格となったのは寄付金の振り込みが遅れたことが原因であると考えた」の誤りでした。 事実関係を誤認しました。寄付金を支払わない学生は落第させているかのような誤った印象を読者に抱かせる表現であり、岩手医大をはじめ関係者に多大な迷惑をお掛けしたことをおわびし、記事を訂正します。 当該記事を、河北新報オンラインニュースおよび配信先のサイトから削除しました。
アメリカで行われたBNPパリバオープンで大坂なおみ(20)が優勝した。4大大会に次ぐ権威ある大会でのVは日本人初の快挙。約1億4200万円もの賞金も手にした。 大阪生まれの大坂は、母が日本人で、父がハイチ系アメリカ人。3歳で渡米し、現在はフロリダ在住だ。 「実は大坂は今、日米双方の国籍を保持しています」 と国際テニスライターの神仁司氏が語る。 「彼女は“日本人として東京五輪に出たい”と公言していますが、制度上22歳になるまでは二重国籍を維持できるため、米メディアも彼女に注目しています」 ブレイクしたのは2016年。全豪、全仏、全米で3回戦進出を果たし、WTAツアー最優秀新人賞を受賞した。ただ、昨年はやや足踏み状態だった。 「コーチとの関係がうまく行っていないようでした。元来彼女は自分からモノを言うタイプではありませんが、一方的にコーチにまくしたてられるシーンが目立ちました」(同) だが今年
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く