マレーシアの首都クアラルンプールの裁判所を後にするナジブ・ラザク前首相(2018年12月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mohd RASFA 【1月26日 AFP】中国から数十億ドルの支援を受けていたマレーシアの鉄道計画が、総工費が高過ぎるとして中止されることが分かった。政府当局者が26日に明らかにした。 アズミン・アリ(Azmin Ali)経済相は、マレーシアの東海岸と西海岸を結ぶ総工費810億リンギット(約2兆1500億円)の東海岸鉄道計画(ECRL)を2日前に中止する決定を下したと発表。 「ECRL開発の費用は高過ぎる。今は財政的な余裕がない」と報道陣に語り、計画を中止しなければ、マレーシアは年間5億リンギット(約132億7000万円)の利息を支払うことになると説明した。 マレーシアではここ数か月、ナジブ・ラザク(Najib Razak)前政権下で締結された複数の主要計画が、相
