「Docker」コンテナの本格的な普及に疑いのまなざしを向けている人々にとって、考えを改めなければならないようなニュースが飛び込んできた。VMwareがDocker、Google、Pivotalと提携し、同社の仮想化ソフトウェアにDockerコンテナを統合すると発表したのだ。 なぜこれが大ニュースなのか。コンテナはVMwareの仮想マシンと真っ向から対決する製品となり得るものだったからだ。Dockerを自社製品に取り入れるという方針は、Dockerと競合するよりも協業する方が得策だとVMwareが判断したことを意味している。 VMwareのバイスプレジデントであるPaul Strong氏はブログ投稿で、「Docker、Google、Pivotalとの協業は、VMwareのソフトウェア定義データセンターというアプローチが持つ独自の利点をそのままに、コンテナの持つ利点を顧客に提供できるようにす
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