岸和田市議会の本会議に出席する永野耕平市長=大阪府岸和田市で2025年2月17日午前10時5分、大西岳彦撮影 大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)に対する2度目の不信任決議案が17日、岸和田市議会(定数24)で可決された。永野氏の妻で市議の紗代氏(38)は規定により退席し、他の23人全員が賛成した。 永野氏は同日付で市長を自動的に失職する。市長選は3月下旬か4月上旬に実施されるとみられ、永野氏は立候補する意欲を示し、他にも擁立に向けた動きがある。 再可決した不信任決議は「岸和田市は、大混乱で異常事態と言わざるを得ない。市長は大義なく議会を解散し、莫大(ばくだい)な市民の血税を使ったことは言語道断」などと、永野氏を批判する内容。市議21人の連名で提案された。 永野氏は、不適切な関係を続けていた府内の女性から損害賠償訴訟を起こされ、謝罪して解決金500万円を支払う内容で、2024年11月に和解
